戦術
敵チームを欺き、ブロックを外して得点を決めるために、バレーボールでは様々な戦術が用いられている。これらの戦術は、得点が入り次のプレーが始まるまでの間に選び、サインによって伝達される。その司令塔となるのはセッターである事が多い。
戦術が上手くいけば得点につながりやすい。しかし、戦術を実行するためには、レシーブしたボールがうまくセッターのところに行くことが大事で、ここを崩されるともう戦術通りの攻撃は実行できなくなる。相手から返ってきたボールをいかに上手く処理するかが、攻撃の成功のカギを握る。
クイック攻撃(速攻)
トスを低く速く上げ、素早くスパイクを打つ攻撃。トスの上げる位置により、大きくA〜Dの4種類が存在し、セッターはこれらを使い分ける。Aクイックはセッターのほぼ真上、BクイックはAクイックよりレフト側に離れたところ。Cクイックはセッターほぼ真上のバックトスで、DクイックはCクイックよりライト側に離れたところ。
オープン攻撃
トスを山なりに大きく上げ、そのタイミングに合わせてスパイクを打つ攻撃。
セミ攻撃
トスをオープンより少し低めに、かつ少しセッター側に近い場所に上げ、スパイクを打つ攻撃。
平行(ひかり攻撃)
トスを低くネット上端に平行に上げてレフト、またはライトから攻撃する。ブロックがつきにくいので、これをうまく利用した攻撃をすることが可能。
バックアタック
後衛のプレーヤーがアタックラインの後ろから行う攻撃。
時間差攻撃
ボールに触れる予定の無い『おとり』のプレーヤーがジャンプすることで、相手のブロックのタイミングを狂わす戦術。ミュンヘン五輪で日本の男子チームが最初に編み出したとされ、その大会では金メダルを獲得した。
一人時間差
スパイクを打つ選手が自らがジャンプするタイミングをずらすことで、相手のブロックのタイミングを狂わす戦術。
移動攻撃(ブロード)
センタープレイヤーが、Cクイック・Dクイック・ライト平行の位置に走り、片足で流れながら打つ。セッターは長く低いトスを上げる。
ツーアタック
セッターがトスを上げると見せかけて2回目で攻撃に転じるもの。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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