このところ一時寄生種の飛行が盛んに行われている。
その中で、アカヤマアリとクサアリモドキを紹介してみます。

アカヤマアリの脱翅雌はこのまますぐには産卵をせず
越冬後、来年の春にやっと産卵をします
腹部はとても小さく、卵巣の発達が充分でないと思われますので
来年の春まで、どこか身を寄せる場所が必要になります
クロヤマアリに寄生することも考えられますが
先日の観察で、アカヤマアリにも引込み行動がみられました
このことから、アカヤマアリも多雌の可能性があります
そこで捕獲した脱翅雌を一緒にしてみました
今は仲良くグルーミングをしています

こちらはクサアリモドキの脱翅雌をトビイロケアリに寄生させているところ
今のところ順調に馴染んでいます
クサアリモドキの方がクロクサより頭部が大きいです
飛行時期もクロクサの方が少し早い感じです
もう2週間ほどになりますが、アメイロケアリも寄生させています。
しかし、一向に産卵の気配がありません。
一時寄生種は概ね腹部が小さいですから、このことから推測するに
これらの一時寄生種は、寄生したその年は産卵をせず
卵巣が発達した翌年の春から産卵をするものと思われます。