我家のニホンミツバチ(Apis cerana)が分蜂しました。
去年の巣を越冬させ、例年より遅い5月の下旬からの分蜂です。
裏庭には5つの巣箱が置いてあり、1つの巣から3回ずつ分蜂しました。
つまりこれは第3分蜂群ということです。
第2、第3分蜂の時は、姉の女王が巣を離れ
妹の女王が巣に残るといわれています。
アリと同じくミツバチも働きバチは全てメスで
雄バチは分蜂の時期だけ出現します。

分蜂が始まった巣箱。
巣の出入口周辺には働きバチが出てきています。
中から噴出すように蜂が出ます。

空を見上げるとこんな感じ。
我家のチビ助に言わせると「ハチの竜巻ができてる!」
まさにその通りで、働きバチが渦を巻いて飛んでいます。
子供の表現力は素直で可愛く、的確ですね。
1匹は小さいですが、約8千匹のハチの羽音は凄いですよ。

しばらくすると、このようにハチが集まりだします。
これはまだ集まっている最中の様子ですが、最終的には半球状になります。
これを分蜂蜂球と呼びます。
巣から分かれ、新たな集団になることでコロニー臭の統一を図ります。

写真中央付近に写っているのがニホンミツバチの女王。
分蜂蜂球になってすぐ、分蜂蜂球の周りを翅を小刻みに震わせながら
匂い付けの行動をします。
一通り匂い付けが終わると、女王は分蜂蜂球の中に潜ってしまいます。
この間、わずか2〜3分です。
分蜂は働きバチが巣を離れたあとで
彼女らに押し出されるように女王バチが巣を出ます。
巣を出たハチが飛び回り、近くの木の太い枝に分蜂蜂球を作り
静かになるまでの時間を30分だとすると
女王が巣から出るのはハチが飛びだしてから25分ごろです。
巣箱に捕り込んだ分蜂群は、すぐ別の場所に移さなければいけません。
元の巣箱付近に置くと、2日目くらいには引越してしまいます。
巣別れする目的なので、同じ場所には営巣しないのです。
新しい分蜂群はコロニー臭が安定していないため
元の巣に戻ってしまう働きバチも出てしまったりするからです。