脚本・作詞:トム・ジョーンズ 作曲:ハーヴェイ・シュミット 演出:宮本亜門
出演:井上芳雄 大和田美帆 斉藤暁、沢木順 なすび、水野栄治 二瓶鮫一 山路和弘
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パフォーマー:岩島もも 唐沢大介 中村友美 上演台本翻訳・訳詩:宮本亜門 北村直子
音楽監督:佐孝康行 美術:松井るみ 照明:山口暁 音響:大坪正仁 衣裳:前田文子
ヘアメイク:河村陽子 歌唱指導:泉忠道 音楽監督助手:中條淳子 演出助手:北村直子
舞台監督:小林清隆 宣伝美術:高橋雅之(タカハシデザイン室)
写真:西村淳 スタイリスト:矢野恵美子 宣伝ヘアメイク:YOSHIE HIROSE
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2005年2月27日(日)〜3月13日(日)/世田谷パブリックシアター
「ファンタスティックス」公式ウェブ:
http://www.fantasticks.jp/
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□オフ・ブロードウェイで42年という最長上演記録を誇る名作「ファンタスティックス」
宮本亜門さんが演出されます。今回は、再演で初演(2003年)の評判が
良かったですし宮本さんという演出さということで観たくなりました。
□あらすじ
19歳のマットと16歳のルイーザは、塀を隔て住む隣人同士。
恋に落ちる二人だったが、父親同士が犬猿の仲。親の反対にあい、
ロミオとジュリエットのように二人の恋は燃え上がるが…。
□とっても暖かい気持ちに包まれる素敵なミュージカルでした。
ロングランされるのも納得です。喜劇的な要素が色々と含まれていて楽しかったです。
豪華というか派手さはないです。出演者は、8人だし楽団も小編成、舞台美術や衣装など
すべてが「シンプル」です。観客の想像力を刺激しつつ、素敵な劇空間へいざなってくれます。
終演後、とても幸せな気分になりました。チケット代は、高かったですが観て良かった!
□演出、舞台美術、など
テンポがよく見やすい演出は、とても良かったです。とっても良かったです。
舞台の形は、ひし形。上にも書きましたが、必要最小限のものしかなく「シンプル」でした。
そして舞台を取り囲むように舞台上にも客席があります(SB席)。
とってもオープンな開かれた印象で観客との一体感がとてもありました。
観客も二人の恋の行方を見守っているような。僕もSB席で観たかったな〜。楽しそうでした。
□役者さんのアンサンブルが良かったです。
井上芳雄さんは、カッコいいし歌も上手いしまさにミュージカル・スターでした。
ヒロインの大和田美帆さんは、ちょっと歌と演技がおぼつかない感じがしました。
あと、一言も声を出さない裏方の水野栄治さんの紙吹雪の撒き方と
軽い身のこなしに感動しました。
--------------下記、ネタバレ--------------
□一幕は、正直言って退屈な場面が多かったです。
二幕もこんな雰囲気が続くのかと不安になったのですが、一幕がこの舞台の
前振りだったことに気がついてから、かなり面白くなりました。
この作品の本領発揮という所でしょうか。
どんどん舞台に引き込まれましたし、役者さんは輝いていたし演出もすべてが
パワフルにワクワク度が増したような気がしました。二幕でいっきに感動しました。
□若い男女(マットとルイーザ)が色んな事を経験しながら大人へと成長していきます。
それと同時に二人を見守る父親二人も自分を見つめなおす…。成長期って誰もが
経験する物だから、観客も自分の成長期と重ねあわす事が出来ると思います。
□パフォーマーの存在
パフォーマーの存在や登場の仕方には、ビックリしました。
なんと、観客の中に混じっているのです。ただ必要なのかは、疑問なところなのですが…。
--------------上記、ネタバレ--------------