建築年数約70年住宅で耐震診断を依頼されました。第二室戸台風にも耐えた丈夫な造りの建物です。しかしかなり大掛かりなリフォームを行っておりその際あまり耐震性には配慮をされなかったようです。ただ、細部については良くメンテナンスされているので外観の劣化は最小限に抑えられているようです。
床下の状況です。まずこちらのお宅は戦前築であるためやはり基礎が無く耐力的には土塗り壁と柱、梁、足固めなどによるフレーム効果で持たせる構造といえます。しかし増築などを繰り返すうちに新築当時の構造は失われたようでしかも土塗り壁はかなり劣化しているようです。
総合評価をしたところ、軟弱地盤のため必要耐力が通常の1.5倍必要なこと、
非常に重い建物であることや筋違いなど耐力壁がほとんど無いなどマイナス要因が多く
現在の耐震基準の2割程度しかないという結果になりました。
補強計画では基礎が無いため耐力壁による補強はあまり効果を期待できそうもありませんが6割程度にまで上げる予定です。そして2期工事として軽い屋根への葺き替えを検討中です。
なお1期工事は春頃の予定です。