リアルの知り合いは勿論、殆ど人に教えていないブログだから、
こっそりひっそり、此処にファンレターをしたためます。
17歳の時、憧れ続けた某テキストサイトさんの管理人さんと
7年後にしてようやく、私のむさ苦しい一方的なファンレターを経て、
あやふやすぎる接点を持つ事ができました。
本当に、あやふやすぎて、ついでに私が何もアクションを起こさなすぎて、
いつ切れてしまってもオカシクない細い細い線です。
メッセージを送れば、きちんと返してくださると知っているのに、
ファンレターなんて烏滸がましくて、再び送ることができない。できない。
昨夜、その方の昔の作品を再び読める機会があって
こっそり読み耽りました。
いくつになっても、
悲しい目にあって外界の、ふとした刺激に酷く敏感になっても、
幸せになって惚けた持論に溺れ、無感動になっても、
この人の文章には、かなわない。
反則だなぁ、と思う。
彼が書く繊細なふりをした、ぞんざいな言葉たちに、なぎ倒されてしまいそうになる。
彼のジャンルに恋愛小説なんて存在してもいないのに、
久しく想いを込めたキスをしていない事に空しくなったり、
険しい時間に誰かを罵る自分が気恥ずかしくなったり、
どちらにしても、足下の現実にはっとする。
「愛情」に理由があるように、「才能」にも根拠があるようで、
焦がれる反面、正直、嫉妬してしまう。
私が今でも、こそこそネット上にいるのは、
貴方を待っていたからなのかもしれません。
神格化しているつもりはありません。
ただ、いつでも手の届く場所に貴方の文章があれば、
今でも朝方見ては飛び起きてしまう、数年前の悪夢も、
全てがフィクションのように思えてくる。
17歳の時に感じたものは、正にあれは一種の「結末」でした。
ここに、全てが完結していると。
生意気ながら、知ってしまいました。
こんな事を言えば、きっと貴方は顔をしかめるかもしれません。
だけど、言わずにはいられない。
だから、もう一度戻ってきて下さい。
いつまでもいつまでも、待っています。
こっそりと、息を潜めて待ってます。

0