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2009.6.25更新
・HPいっぷく庵をアップしました。
オリジナルBL小説・三国無双・戦国無双・オロチ・るろうに剣心
など版権ものSSを取り扱っております。まだ製作途中ですが、
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→いっぷく庵
6.25
・ウエブクラップ更新
現在は「祇園祭の夜に――日向x貴史」SSを展示しております。
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2.17 15時頃
2.19 10時14時20時頃
2.20 2時頃
拍手を下さった方、ありがとうございました(*^-^)
2.19 14時頃メッセージを下さった方、ありがとうございました。縁を気に入って頂けてとても嬉しいです。第二部も読んで頂けるよう頑張りますノ´Д`)ノ
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2009/7/3
麗しき皇子様の秘密42 麗しき皇子様の秘密
『麗しき皇子様の秘密42』
その翌日は新月だった。神殿に近づくには好都合だ。昼間のうちに準備はみんな整った。
計画通り行けば、俺達三人で小船に乗って神殿南側に着岸、神殿の裏門で火憐と瞬雷と合流して又ここへ戻ってくる。それだけのことなのに小心者の俺は今から気が気じゃない。
この夕日が沈んだら作戦実行だ。なにごともなく汝中の陣へ戻れるといいけどな。
悩んだ末、今夜の作戦のことは、兄貴にはまだ黙っておくことにした。二人の救出に成功しても、まだ大問題が残っている。汝南との同盟のことだ。
瞬雷と火憐がくっついてしまったらその時点で水龍帝の出した条件は破棄されてしまう。
二人を引き剥がさず、尚且つ汝南との同盟に水を差さないいい方法、なにか見つからないかな。この問題の答えを見つけた上で、火憐と瞬雷の仲を認めてくれるよう、兄貴を説得しようと思っている。
問題は山積みだけどそれは後から考えるとして、今は二人の救出に全力を注がなくちゃ。
「よっし!」
パンパンッと自分で自分の頬を叩いて気合を入れる。
「なにがよしなんだい?」
「水麗!」
後ろから現れた水麗に俺は飛び上がった。
「なにか張り切っているみたいだけど、僕には内緒なのかい?」
なにかって聞かれても答えられないっての。汝南の皇子水麗にことが露見したら、めちゃくちゃやばいじゃん。
「僕は仲間はずれなの? 姫君のなんとま〜つれないことか」
「な、なにかって、別になにもないしっ!」
「ふ〜ん、ならいいけど。でもね姫、どうか無茶だけはしないでおくれ。君の身になにかあったら僕は狂ってしまうよ」
「う、うん」
「約束だよ」
俺の鼻の頭を人差し指で突ついた水麗の目はマジだ。まさか水麗なにか感づいている?
この際水麗と流騎に事情を全部話して彼らを抱きこんでしまおうか、なんてのも考えはした。でも忘れちゃだめだ、二人が俺に優しいのも力添えしてくれるのも俺を火憐、自分の妻なる女だと思っているからだ。
よくしてくれた汝南のみんなを俺は騙している。火憐と瞬雷をくっつければ、彼らを裏切ることにだってなる。とても真実は話せないよ。
「姫様〜、こちらの備品お願いしますわ!」
「あ、うん」
由良の元へ行こうと水麗の横を通ろうとしたら、奴が俺の手首を掴んだ。
「な、なに?」
「姫、これだけは忘れないで。僕は君を守りたい。君が危ない時にはどこへでも絶対に助けに行くから、姫は僕が守る」
「う、うん」
「気をつけて」
水麗は俺の手を解き放ち去って行った。水麗の真心が、かえって俺にはしんどい。
「姫様〜!」
「あ、今行く」
俺は由良の元へ走った。
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新型インフルエンザ、ついに秋良の周りでも出ましたぁ。大変だぁ。
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その翌日は新月だった。神殿に近づくには好都合だ。昼間のうちに準備はみんな整った。
計画通り行けば、俺達三人で小船に乗って神殿南側に着岸、神殿の裏門で火憐と瞬雷と合流して又ここへ戻ってくる。それだけのことなのに小心者の俺は今から気が気じゃない。
この夕日が沈んだら作戦実行だ。なにごともなく汝中の陣へ戻れるといいけどな。
悩んだ末、今夜の作戦のことは、兄貴にはまだ黙っておくことにした。二人の救出に成功しても、まだ大問題が残っている。汝南との同盟のことだ。
瞬雷と火憐がくっついてしまったらその時点で水龍帝の出した条件は破棄されてしまう。
二人を引き剥がさず、尚且つ汝南との同盟に水を差さないいい方法、なにか見つからないかな。この問題の答えを見つけた上で、火憐と瞬雷の仲を認めてくれるよう、兄貴を説得しようと思っている。
問題は山積みだけどそれは後から考えるとして、今は二人の救出に全力を注がなくちゃ。
「よっし!」
パンパンッと自分で自分の頬を叩いて気合を入れる。
「なにがよしなんだい?」
「水麗!」
後ろから現れた水麗に俺は飛び上がった。
「なにか張り切っているみたいだけど、僕には内緒なのかい?」
なにかって聞かれても答えられないっての。汝南の皇子水麗にことが露見したら、めちゃくちゃやばいじゃん。
「僕は仲間はずれなの? 姫君のなんとま〜つれないことか」
「な、なにかって、別になにもないしっ!」
「ふ〜ん、ならいいけど。でもね姫、どうか無茶だけはしないでおくれ。君の身になにかあったら僕は狂ってしまうよ」
「う、うん」
「約束だよ」
俺の鼻の頭を人差し指で突ついた水麗の目はマジだ。まさか水麗なにか感づいている?
この際水麗と流騎に事情を全部話して彼らを抱きこんでしまおうか、なんてのも考えはした。でも忘れちゃだめだ、二人が俺に優しいのも力添えしてくれるのも俺を火憐、自分の妻なる女だと思っているからだ。
よくしてくれた汝南のみんなを俺は騙している。火憐と瞬雷をくっつければ、彼らを裏切ることにだってなる。とても真実は話せないよ。
「姫様〜、こちらの備品お願いしますわ!」
「あ、うん」
由良の元へ行こうと水麗の横を通ろうとしたら、奴が俺の手首を掴んだ。
「な、なに?」
「姫、これだけは忘れないで。僕は君を守りたい。君が危ない時にはどこへでも絶対に助けに行くから、姫は僕が守る」
「う、うん」
「気をつけて」
水麗は俺の手を解き放ち去って行った。水麗の真心が、かえって俺にはしんどい。
「姫様〜!」
「あ、今行く」
俺は由良の元へ走った。
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