♡BL小説ブログ♡

2005/12/20

和菓子屋さんの暑中お見舞い♪  和菓子屋物語

お友達の粒さんに和菓子屋暑中お見舞いを頂いちゃいましたぁ。
もうめちゃめちゃ萌え!!!か、可愛すぎる(。→∀←。) 萌え燃えしてしまい、ちょびっとショートをつけてご披露したいと思います♪

『和菓子屋さんの暑中お見舞い』
                            文:秋良千穂
                            画:粒さん

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※画像の無断転記・転載はご遠慮下さい。著作権は粒さんにあります。


 テンテンツクツクテンツクツク。

 賑やかなお囃子の音に日向の足取りも自然と弾む。黒地に昇り龍の浴衣を纏った日向が、前を行く細腰の男性に声をかける。

 身を包む紅の浴衣にけして負けていない華やかな顔立ち。透けるように白い肌は、月光の下に、輝いて見える。その人が、紅を挿したように艶やかな唇を不機嫌そうに曲げて答える。

「最気からうるさい。早く行かないと、大文字の送り火に間に合わなくなるだろ!」

 形のよい眉を跳ね上げる貴史に、日向はやれやれと肩を竦めた。

 確かに、貴史の言うことは正しい。毎年五山の送り火を見にたくさんの人で賑わい、ことに送り火の見られるベストスポットは、早く行かないと席がなくなってしまう。

「それはそうですけど、でももうちょっと、ほら」

 ちらちらと周りに目をやり、日向が貴史を見つめなおす。

 場所は神社の境内を、少し脇に入ったあたり。祭りにしては人通りはわりと少ない方だと思う。それでもちらほらと見受けられるのは人目を避け、仲睦まじげに寄り添うカップルばかり。手を繋ぎ、楽しそうに祭りの風情を楽しむ彼らを、日向は羨ましそうに見つめた。

(さすがに手はつなげなくても、もうちょっとくらい)

 クールな性格の貴史がそう言ったことに興味があるとはとても思えない。だが、仮にも日向は彼の恋人なのだ。男同士とは言え、せっかくのお祭りデートをもう少し楽しみたい。もう少し、貴史といちゃいちゃしたい!日向は切実な想いを込めて、じとっと自分より低い位置にある貴史の端整は顔を覗き込んだ。

「ったく、おまえは」

 ふぅ〜ぅっと言う大きな溜息と共に、貴史の怒っていた肩がもとに戻る。薄い胸板の前で腕組みをした貴史がほら行くぞと、半ば呆れた顔で日向を促す。先に立って歩き出した貴史の歩調は、しかし先ほどよりだいぶゆっくりだ。

 普段から俺様で、態度の大きな貴史だが、彼なりの優しさをちゃんと示してくれる。日向の気持ちをなによりも大切にしてくれる貴史が、子供の頃から大好きだ。

「っ」

 へへっとはにかみ、大きな背を丸めると、日向は貴史の後を追いかけ彼と並んで歩き始めた。

 祭りの喧騒、提灯のほの灯り、今この空間を貴史と肩を並べて歩けることが、ひどく嬉しい。くすぐったい幸せに、日向の足取りは更に弾む。

「! ちょっと待ってて下さい!」

「?」

 ふと視界の端にあるものを止め、日向は貴史をその場に残し、浴衣の裾をまくって一目散に駆け出した。やっぱりお祭りにはアレがなくちゃと、ウキウキ心が弾む。


「お、お待たせしましたぁ」

 ハァハァと肩で息を継ぎながら、日向が貴史に差し出したのは、

「りんご飴!」

 つやつやと真っ赤なりんご飴を手に取り、貴史が表情を輝かせる。キラキラと瞳を煌かせる貴史の顔は、小さな子供のようだ。

 眉目秀麗、冷静沈着、大人の男の気品に満ちた貴史であるが、彼が実はこうした子供っぽいものを好むことを、日向は熟知している。中でも貴史は昔からりんご飴に目がない。あんまりにも貴史がりんご飴を好むものだから、将来はりんご飴職人になる!と、幼き日向は本気で思ったものだ。

「うん、うまい。この先のカリカリしたとこが好きなんだよなぁ」

 美味そうにペロペロとりんご飴を舐める貴史を、日向は瞳を細めて見つめていた。

 子供の頃からずぅーっと一緒。離れ離れになった時期もあったけれど、二人は今、こうして一緒にいる。ホントに欲しかったものが、今目の前に在るのだと、日向は実感した。

「日向、どうだ? 真っ赤?」

 ペロンと赤く染まった可愛い舌を出しておどけて見せる貴史が、可愛くて愛しくて我慢がきかなくなった。

「う、ううぅ!!!」

 辛抱できひんと、日向が可愛い貴史の舌に自分のソレを絡める。たっぷりと貴史の唇を堪能する。

「ふぅっ、ふっ」

 ずいぶん経ってからようやく唇を放せば、いきなりのことで酸欠に陥ってしまった貴史が、涙目で日向を睨んだ。けれどそんな貴史の目元も唇もそして頬も、りんご飴のように真っ赤に染まっている。

(ホント、可愛らしぃなぁ〜)

 にらまれてもちっとも怖くない。ホクホク笑顔を浮かべて日向は貴史の頬にチュっとキスをした。

「おおきに貴史さん。ごっつぅー美味かったで」

 日向の心まで、りんご飴ののように甘く染まった。



                ――Fin――


(。→∀←。) 粒さん、ホントにありがとうです!!!よければこのプチショート粒さんに差し上げます。いらないでしょうがぁ。って、ご迷惑でしょうがぁ(>_< ) 
ホント、素敵な日向&貴史さんを、ありがとうございましたぁ!!!



素敵なイラストを下さった粒さんのサイトはコチラです。→ココから。
5



2009/7/24  19:46

投稿者:アキホ

ホント、素敵なヒナ&貴史をありがとうございましたぁ(o^ ^o) / 粒さんのイラストを見たら、久し振りに萌えきましたぁ!!一気に書いちゃいましたぁよ、ホント粒さんのイラストすごいっす!!!
こんなショートでよければもらってやって下さい。逆にご迷惑ではと心配ですが(p・Д・;)アセアセ

http://white.ap.teacup.com/boyslove/

2009/7/24  19:04

投稿者:粒

暑中お見舞いの絵からこんなに萌え萌えなSSが出来るなんて!!!!!!驚きです!!!!貴史ったら真っ赤な舌見せちゃってぇ(≧ω≦)bそら、ヒナくん吸い付きたくなりますよvvv
しかもこのSS頂いて帰ってもいいんですか?お持ち帰りヤッターーーー(*´pq`)サイトにアップさせていただきますvvあぁ萌えぇぇ!!!

http://1st.geocities.jp/tubu_ryourakinsyu/index1.html

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