ムネアカオオアリのコロニーを探してアカマツの朽木を壊していたら
トビイロケアリ(Lasius japonicus)女王がでてきた。

どうやら今年飛行した新女王だったようです。

上の方の白い塊は越冬幼虫。
誤解されてる方もいるようですが、トビイロケアリは幼虫で越冬します。
巣室全体を撮影しましたが、わかるでしょうか。

繭がひとつだけありました。
初期はこのように複数の雌が共同で子育てすることもあります。
一昨年も今回のように多雌のトビイロケアリコロニーを採集しました。
一般的にトビイロケアリは単雌と言われていますが
多雌の可能性は否定できないと考えています。
トビイロケアリもクロヤマアリのように非常に分布が広いですから
形態に差がなくても、体表炭化水素の組成や遺伝子レベルでみると
いくつかに細分化されるかもしれません。