アメイロケアリ(Lasius umbratus)の脱翅雌が歩いていた。
暫らくみていたら、小さい穴という穴に首を突っ込んでいる。
ケアリの巣口を探しているようだ。

業者が重機で山の土を取っている場所なので
私の知る限り、この近くにケアリの巣はない。
ケアリ属寄生種は、今年は飼育予定でなかったのだが
脱翅雌を見ていたら、つい採集してしまった。
1個体採集してしまえば、あとは堰を切ったように・・・。
そんなこんなで、宿主の用意ができていなかったので
帰りがけにトビイロケアリのコロニーを採集してきた。
フシボソクサアリ、クサアリモドキ、アメイロケアリ、ヒゲナガアメイロケアリの4種の脱翅雌を、いずれもトビイロケアリをホストとして寄生させてみようと思う。

トビイロケアリのワーカーを入れたら、すかさず銜えこんだ。
こうしてコロニー臭を身に付け、仲間だと思わせて巣へ進入していくのだ。

今はワーカー数が少ないが、これから徐々に増やしていく。
一気に増やすと脱翅雌が攻撃されてしまう。
1週間かけてW50とし、そのくらいになったら繭をたくさん入れる。
今まではこのパターンで上手くいっている。