クサオオアリの雌です。

体長は9mmで、ヨツボシオオアリの雌とよく似ていますが
腹部に斑紋はなく、代わりにご覧のような縞模様がある。
綺麗な艶です。

写真の角度が悪く微妙にしかわかりませんが
頭盾前縁の中央部に凹みがあります(矢印)
この凹みがクサオオアリ亜属の特徴です。
ウメマツオオアリ亜属も同じくらいの大きさですが
この部分に凹みがありません。

胸部には立毛がないか、あっても数本。
ワーカーは前脚腿節の幅が顕著に広いですが、雌は幅広くありません。

卵は少し湾曲した細長い形です。

有翅雌の翅は若干の褐色で、矢印の黒い点が印象的。
採集した方の情報によれば、飛行時期はイトウオオアリと同じで
夏の夜に灯火に飛来したそうです。
産卵は始まっていますが、どのくらいの越冬幼虫を育てるのか
これからが楽しみです。
同属のヨツボシオオアリと比較飼育してみます。