昭和時代の思い出のプロレス会場の中で1番懐かしく名勝負の思い出も多い体育館は、東京千駄ヶ谷の旧東京都体育館ではなかろうかと思います。力道山時代から幾多の名勝負を生んだ、この体育館は昭和61年まで使用されました。蒲鉾型の梁が味わい深い体育館で隆盛を極めた力道山時代は超満員の観客で膨れ上がり、梁に登ったファンの鈴なりが出来たそうです。昭和38年5月24日の力道山対白覆面の魔王、ザ・デストロイヤーのWWA世界選手権試合の報道写真の中にリングの真上の梁に登ったカメラマンが写した有名な4の字固めの上空ショットがあります。力道山の足が、まさに4の字にクロスして実に説得力のある写真です。最後の名勝負は昭和57年2月4日のジャイアント馬場対スタンハンセンのPWF選手権試合だったような気がします。

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