アントニオ猪木と黒い魔神・ボボ・ブラジルの初対決は、昭和44年4月5日の第11回ワールドリーグ戦・開幕戦の蔵前大会、30分1本勝負の公式戦として行なわれました。初優勝を狙うアントニオ猪木は、試合開始から積極的に攻める。
ブラジルの頭突きを警戒しグランドでインディアン・デスロックを仕掛け、ブラジルのスタミナを奪う作戦にでます。そしてコブラツイストを狙い、再三にわたり仕掛けるがタフなブラジルは、そのたびにロープに逃れて、決定打となりません。ブラジルはチャンスと見るや絶妙なタイミングで頭突きで反撃、さすがの猪木も場外に逃れると作戦を変更し、猪木は飛び道具のドロップキックの連発で反撃するが、ブラジルが身を翻し、あえなく自爆。この瞬間を逃さないブラジルは必殺のココバットをズバリと決めた。猪木はスリーカウントを奪われ敗北するが、この敗戦が猪木の闘魂に火をつける結果になり、この年は初優勝を果たした。


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