法の手続きに基づいて 粛々と執務上の命令を発した大臣を「死に神」と呼び
被害者遺族やその他多くの読者が受けたであろう感情には思いを至らせない
そして一切謝罪すらしない朝日新聞の横暴ぶりには言葉もありませんが
このようなコラムにペンを走らせた心根に花一輪の感覚があれば
もっと違う言葉になったのではないかと思います
世論に大きな影響を与えるのもマスコミですが それが現場の感覚と
乖離してくれば やがてマスコミが世論から見放されることもあるでしょう
医療でミスや不正があれば その病院は診療所はマスコミに公表され
社会的な制裁を受け 医師や歯科医師 看護師はその責めを負います
かつて節度ある日本人が多かった時代 恥とする心があったからこそ
不正や隠蔽などの理不尽な医療側の仕打ちは非難されて然るべきでした
今の時代はどうでしょう 医療不信だけが招いているのではありません
些細なことでも居丈高に非難する風潮がモンスターペイシェントを生み
そしてそれらに対し簡単に迎合するマスコミの風潮も続きました
もちろんそれで不正を正し 隠蔽体質を改め 情報公開を明らかにし
そしてそれらは迅速に有効に活用されるようになりました
とても良い仕組みになってきています
しかし そうしたことへの対応でコストが増し 質の高い医療を
提供するためにはお金もかかるようになりました
一方で激務の疲れに堪えきれない現場はますます疲弊してきます
そのためリスクの大きい産婦人科や小児科から人手が去り
看護師やコメディカル そして介護職までもが高い離職率となり
防衛医療という言葉が生まれる事態にいたりました
不利益を被っているのは他ならない患者になる一般市民たちです
医療の基本は困っている人たちのために何とかしてあげたい
優しさ いたわり 癒し そんな心根から出発してきたはずです
優しさ いたわり 癒し そうした心根を摘まないための国民性 世論
それらを掘り起こすことのできるのは マスコミだからこそではないでしょうか
今まさにジャーナリズムにおいてこそ メンタリティなモラルとコンプライアンスが
問われていると私は考えます