おやこルームでもリトミック教室でも、私の考えのひとつとして若いママ達にお話しているFunFunでの進め方についてちょっと書いておきます。
私がおやこルームを初めて開講するときに、「このルームは何をするところにしようか?」と迷っていました。
幼児教室の講師をしていたこともあり、文字数への準備、文字数の楽しさを教え興味を持たせる遊びはいろいろとアイデアも持っていました。
いきなり、文字や数を教え込むのではなく(モンテッソーリの教育姿勢にも繋がりますが)感覚としてとらえることから教え、それを形(文字や数)に置き換えていくというやり方も大切だし、そういうやり方を指導することこそ私のやり方、私ができる教育法ではあるなという自信もありました。
一方、今時のママ達に飛びついて参加してもらうには、英語も入れた方がいいかな?とか。知育的面もたくさん取り入れてなおかつ体の動きもしっかり入れ、バランスよく成長を支えるものが良いように思ってもいました。
なので、当初は、幼児教室的要素をしっかり入れ、なおかつ低料金で提供出来る教室をする予定でした。
現に、おやこルームの最初の1〜2年は、ワークを中心の内容をしたり、幼稚園・保育園児のための土曜日の文字数準備クラスも開いていました。
でも、そんなこんなしているうちに我が子もどんどん大きくなり、その成長も見ながら気づいたことは、「お勉強のためには、まず勉強をするための姿勢が重要」ということだったのです。ちょうど、小さい子(1歳代)の会員さんが増え、ワークや制作中心では続かない状況も出て来たところでした。
文字や数・知識というものは、そのうちだいたい身に付いてきます。それが1〜2年早かろうが、他の子より遅れようが長い目でみればわずかな差です。
それよりも、まずは「人の話が聞けること」「しっかり見ることができること」「待てること」ということの方が大切なのではないかと思うようになりました。
それは、小学校・中学校に行っても大人になっても、大事なことのように思います。「集中してしっかり見て聞いて理解できる」ということがしっかり身に付いていれば、その先どんどん難しくなってくる勉強も理解力に差がでるのではないでしょうか?
そういう姿勢というものこそ、小さいうちからしっかり身につけてあげていれば、大きくなってからも苦労せずに自然にできることだと思います。
そんなことを考えているうちに、FunFunでの方向性がだんだんと固まってきました。
「しっかり見て・聞いて、理解出来る子」「自分の思ったことが伝えられる子」「待てる子」「想像出来る子」そういうことができるということは、集中力・自立心・創造力・社会性・・・などたくさんのことも身に付いているということで、それに運動能力も加わればバランスよくできるのではないかということです。
そこで、おやこルームでも、リトミック教室でも、そういうことを身につける場になるようにと進めていくこととなりました。
目に見えて何ができるとその場ではわかりづらいかもしれません。でも、生活の中で、以降の学習面の中で違いが出て来ることを実感していただけたらなと思います。
ちなみに、英語も取り入れ方をいろいろ検討はしていました。
テープやCDも使ってゲームや遊びの中に取り入れる時間も作ろうか、マーッサージの時のBGMにしようか、ダンスや行進の曲に英語の曲を使うようにしようか・・・と。
でも、これも結局はやめることにしました。専門ではないということもあるけれど、英語を勉強させたいなら英会話のスクールに通えば良い、私はその前に日本語を使えるようにすることから始めよう!と思ったのでした。
まだまだ、ものの名前もきちんとわからない年代の子ども達と接する中で、「APPPLE」の前に「りんご」という言葉をしっかり教えたいと思ったので。
流行を取り入れてその場を繕うのではなく、自分が何を提供したいのかを優先しようと思いました。それで、人が来ないのは仕方がない。親の希望にばかり流されて、希望を叶えることで本来の教育目的とは ずれた経営を強いられている現在の幼稚園・保育園の教育の場とは一緒になることはない。そのための個人経営の場なのだからと考えを固めることとなりました。
そして、そういう内容を理解・賛同して来てくださっているのが現在の会員さんたちです。そんな会員さんたちに支えられて、もっともっと努力・勉強を重ね、マンネリ化しないためにも自身をどんどん良いものに更新していかなくてはいけないなと思っています。

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