先日、まだ2歳くらいのこどもたちと昔あそびをやってみました。
幼稚園生くらいになると、かくれんぼ、鬼ごっこを始めいろんな昔からのあそびを経験する機会があり、その中でルールも覚えて遊べるようになってきます。
今回は、ちょっと早いけど「だるまさんがころんだ」や「花いちもんめ」などの遊びの導入になるようなことをお母さんも一緒にやってみました。
初めて体験する遊びにルールがまだわからずなんとなくで始め、少しずつ意味がわかって遊べるようになってきましたが、途中で鬼に捕まったり、他のこと違う動きを強いられると「私だけ・・・」と言って泣き出してしまう子、すねてやめてしまう子が続出。
でも、これを繰り返しながらルールを理解し、全体が見えたところで安心して参加できたりしてきます。
わらべうた遊びの中には、いろんな要素がたくさん入っています。
コダーイのわらべうた遊びを通した教育などでは、主に音楽的要素を大切にしています。
わらべうたを歌いながら遊ぶ(動く)ことで遊びながらリズムを刻むことができたり、歌も小さいころから無理のない音域でうたい、自然に音の高低や強弱を知ることができるなど、たくさんの音楽的要素が入っているからです。
今回お話したかったのは、わらべうた遊びをすることで社会性を養うことになっているということです。
遊びにはルールがあり、それを守らないと遊べない、ルールの中で遊ぶから楽しいということを知ることができます。
また、いろんな遊びの中に「鬼」という役があります。
「鬼」になるとみんなから逃げられたり、避けられたり、嫌がられたりという立場になります。みんなは「鬼」になりたくないという気持ちで遊びが進行します。
最初に2歳児との遊びを書きましたが、その子達だって「鬼」になることで孤独感を味わったり、自分だけ違う、みんなから避けられることへのショックで泣き出してしまったりしたわけです。
でも「これは遊び」という枠の中でのこと。遊びの中ではみんなにその『役まわり』がやってきます。
「鬼」の役を体験することに意味があって、いじめをなくすことにもつながっていきます。
鬼が入れ替わることで皆がいじめっ子、いじめられっ子の気持ちを体験することになるのです。皆から避けられたり、逃げられたり、嫌がられたり・・・誰だってそんな役は嫌です。でも遊びの中でそれを体験することで実際の社会の中でいじめられるとどういう気持ちになるのか、と相手の気持がわかるようになっています。
小さいうちに取っ組み合いで喧嘩したり、体を使って遊ぶ中で痛みを知ったりすることでも、相手の立場に立って気持ちを考えることができるようになっていきます。
遊びは子どもの成長に大切なものです。遊びを通して体験することで、いじめや暴力を産まない社会につなげることが出来るのです。

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