総理大臣が変わり、政治を運営するメンバーが変わったことでいろんなことがどんどん変わっていこうとしています。
難しいことはあまりわからないのですが・・・
私の身近なところから言うと・・・
「高校の学費無料化」のはなし。
実際、高校に行かせている身としては、学費が浮くことは助かりますが、もっと違うやり方があるのではないかと思っているこのごろです。
まだまだいろんな意見があり、どうするのが一番!と言い切れる状態ではないようですね。
個人的に思うことは、高校の学費を無料にする以前に、「義務教育の場の徹底」が最優先ではないでしょうか?
日本人にとって生活していく上で必要な教育ということで義務づけられているものだし、「行って良いですよ」ではなく「行くべきです!」という教育の場なのだから、それなりにきちんと教育環境を整えて、誰もが必要な教育をきちんと受けられるようにすべきではないでしょうか?
小学校・中学校の現場では、今お金が足りません。高校をどうするどころではないのです。
公立学校にお金がないことで、授業に必要な教材がそろっていないのです。
「理科の実験道具がない」ので「本当はこの実験をみんなでやらなければいけないのですが、うちの学校には実験道具がないので、この実験はできません。説明するのできちんと聞いておいてください。」「とか「教科書で説明するのでこういう内容の実験があることを知っておいてください」という授業なのです。
子どもたちが訴えてきます。
「実験好きなのに、実験道具がうちにはないから出来ないんだって・・・」とか「理科室で授業があるのに、実際には実験はなくて説明だけなんて・・・だれか学校にお金出してやってよ!!」って。
理科室には、壊れたまま修理も出来ずに人体模型が置かれていたり、学校によっては人体模型は高くて買えないからとはなから見たこともない子ども達も多いです。
もちろん、理科だけではありません。
音楽の楽器だって、壊れたまま・・・修理もされず、買い直しもできず、壊れた状態のまま使ったり、置かれたままだったり。
学校に「ベルマークで何か買い物しましょうか?」と尋ねると先生達が競って「あれは?これは?」とどれから優先して買おうかとどんどん意見が出てきます。
少し前に買ったのは、長さを測る勉強のための「巻き尺」と「上皿はかり」。壊れて算数の授業に困っていたそうです。
「給食エプロン」・・・給食当番の半分もエプロンを着ていない(数が足りない)
「ボール」・・・授業で使う分も足りず、サッカーやバスケの授業では全員には行き渡らないので、生徒の半分は見学して半分がドリブルやパスの練習・・・練習グループと見学グループを交代して使うしかない状態。
その他、掃除用ほうきがぼろぼろで使えないまま→ 掃除道具がないのでは掃除も出来ないし、掃除の仕方を教えられない。掃除のしつけにならない
給食の食器がアルミのまま→ 熱くて手に持てないので置いたまま食べる →食事のマナーを教える場なのに出来なくても仕方ない状態(校長先生の話)
そんなこんな状態で基礎的な勉強や学習の場となる義務教育の場が整っていないのに、高校の無償化を進めるのはどうなのかな?とちょっと疑問に思う所でした。
また、多額の補助を提案してもそれがいつまで続くのかな?という不安も持ちます。
子ども達のためのお金というのなら、他にもやり方があるように思います。
もっと現場を知って考えてもらえたらいいなと・・・

2