27日には今回のメインイベント、24系ブルートレイン団臨を撮影してきました。正式名称は“九州鉄道記念館開館5周年・北九州市制45周年記念 ブルートレインで行く日帰りローカル線の旅!!”という長い名称で、定員130人に全国から3000人もの応募があったという超人気列車でした。
往路は門司港を出発、日田彦山線経由で久大本線豊後森に到着、復路はその逆になり、日田彦山線では香春岳を望み釈迦岳を越え、久大本線では玖珠川の清流を多くの鉄橋で渡り、SL時代の転車台が残る豊後森へ至る風光明媚な路線です。
運転日はGW最初の日曜ともあり撮影地によっては100名以上集合する盛況ぶりで地元の方もびっくり。地元の色んな方に“今日はどうしたのかね?”と尋ねられました。
九州非電化ブルトレというと私にはまず筑豊本線のあかつきが思い出されます。今回はDE10+ハネ3両+電源車の5両編成、長大編成であった最盛期とは比べようもありませんが、現在の筑豊本線は折尾-桂川間は福北ゆたか線として電化されており非電化区間は原田線のみになってしましましたので、殆どが非電化という今回の運転区間は撮り鉄からするとありがたいのではないでしょうか。

まずは日田彦山線で撮影。現地は10時過ぎの通過ですが朝6時半に到着した時には既に10本以上の三脚が......そしてどんどんカメラマンは増えていき、まるで関東の有名撮影地の盛況です。24系の外板の痛みは相当激しかったのですが乗客の皆さんは楽しそう。皆こちらに手を振っていました。

そして日田彦山線の山岳区間へ。トンネルを抜けブロアー音が静かな山あいに響きます。ここで撮影すると時間的に往路久大本線での撮影は出来ないため、地鶏のから揚げをぱくつきながら休憩、復路の撮影へ向かいました。

久大本線では多くのガーター橋で玖珠川を渡ります。この撮影地では、川岸、浅瀬など皆思い思いの場所で構えていました。総勢100名以上はいらっしゃったかと。

そして締めは日田彦山線筑前岩屋-大行司間にある奈良尾橋の俯瞰。野バラの枝が行く手を阻む急峻な崖を登ればご褒美に眼鏡橋が一望できます。
最後に筑前岩屋駅を訪問。ここは日田彦山線山岳区間の南側に位置し、駅のすぐ北には全長4380mの釈迦岳トンネルが口を開け草生した線路が吸い込まれていきます。

昭和30年2月にトンネルは完成、昭和31年3月に日田彦山線(当時は日田線と呼称)が開通した際には九州で最長のトンネルでした。戦前より工事が進められましたが戦時中に工事はストップ、戦後の昭和27年に工事は再開されましたが昭和28年に落盤事故が発生し21名もの命が失われました。その他の工事関連事故も含めて29柱を弔う慰霊碑が筑前岩屋駅傍に建立されています。駅の傍には釈迦岳トンネルより湧き出た岩屋湧水の水汲み場があり、多くの方がペットボトルを持参して車で乗り付け大変な賑わいでした。対照的にひっそりとした慰霊碑の前で手を合わせて帰路についたのでした。
今後の九州鉄道記念館イベントとしては、昨年12月に運転された
ありがとうキハ58型 九州鉄道記念館号に続く2度目の撮影となりました。今後のイベントにも期待大です。