友人と食糧自給率の話しをしていたら、自分自身よく判っていないことを再認識。そこで備忘録として記します。
食糧自給率とは、食べられるために供される一日分の食糧、そのうち国内で生産された分はどの程度かを示す数値。「供される」とは食べた分ではなく、口に入らず破棄された分も含むため。
計算方法はカロリーベースと金額ベースがある。
カロリーベースの計算方法 平成20年概算値41%
「国民1人への一日当たりの総供給量カロリー」分の「国民1人当たりの国産供給カロリー」
・輸出される農産物も国産供給に入れる
・畜産物はエサの国産割合によりを乗じて計算。例)豚肉の国産割合は52%、しかしエサの自給率は10%のため純粋な豚肉の国産割合は5.2%
・魚介類は日本の漁船が国内の港に水揚げしたものを国産供給分とする
金額ベースの計算方法 平成20年概算値65%
「国内消費額」分の「国内生産額」
自給率の数字は、金額ベースは価格を元にしているので国産農産物が高付加価値となっている現状ではカロリーベースよりも高い数値となる。
重量をベースにしたものに、「穀物自給率」と「品目別自給率」がある。
穀物自給率の計算方法 平成20年概算値28%
「穀物の国内総消費量」分の「国内生産量」
・食用だけでなく家畜の飼料用の穀物類も含まれている。
・統計が取り易く、各国のデータも揃っているので国際比較しやすい。
品目別自給率とは
穀類、イモ類、豆類、野菜、果実、肉類、鶏卵、牛乳及び乳製品、魚介類、海藻類、きのこ類、砂糖類、油脂類といたた品目ごとに、
「国内消費量」分の「国内生産量」
・加工品の原料も国産かどうか勘案して算出しているので、日常の感覚とずれることが多い。例)リンゴは生食は高率だが、ジュースまで含めると輸入が増えるので自給率は49%
出典『食糧自給率の「なぜ?」』末松広行著 扶桑社新書 08年12月

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