下剤が効くのは12時間後から14時間後くらいまでの間である。
時間を逆算して、デイの無い日に排便を促すようにする。
やはりスタッフにあんまりご迷惑をおかけするのも気が引けるから。
電話連絡や諸々の雑事でガラモンを見にいくのが遅れた。
ガラモンの様子を見るのが怖いがしょうがない。
人間食べれば出さないとならない。
ガビ〜〜〜ン!!! 強烈〜!
ガラモンスッポンポン。下半身汚れ。シーツ汚れ。座布団汚れ。
掛け布団セ〜〜〜〜フ!!!!!
「シャワー浴びようね。」
「痛いの。痛いの。」
トイレへ連れて行き、残っている排便を促す。
その間にシーツ類の交換。洗濯。
シャワーでお尻を洗っていたら、、、不思議な気持ちになってきた。
股から覗くガラモンの太もものたるみが、
お婆ちゃんそのものだと思った。
こんなに年をとったのか、、。
自分で尻を洗う事も出来ない、身体を拭く事も出来ない、
着替えをする事も出来ない、
汚れにまみれて、ただじっとしているしかないガラモン。
大昔なら、今夜は姥捨て山へ連れて行くことを決定するんだろうな、、、。
「ほら。キレイ。キレイ。ゴロンしていいよ。」
「うん。」
そう頷いたガラモンのお婆ちゃんになった寂しそうな顔を見たら、
涙が溢れ出てきた。
初めてガラモンの顔に両手を当てて「大丈夫だよ。dadaがいるから。」
と口走っていた。
ガラモンも言葉にならない息を漏らしながら泣いていた。
あんなに疎ましかった母親、のはず。
自分自身で信じられない、心の変化だった。
こうやって「心」は成長して行くものなのか。
親を看取るのは、自然の摂理なのだと、、、思った。
ごくごく自然な事なのであると腹にストンと落ちた瞬間だった。
こんなに人間として貴重な素晴らしい経験をさせてくれる、
心の成長をさせてくれる、自然な営みなのだ、、。
成長して性交をして子供を作り産み育てという過程の中で、
その都度心が成長して行くように、
介護はある瞬間に悟りのようなものに至るのだと知った。
あっ! 紙パンツが無い!
ピグモンの洗濯物を入れているブティックの大袋の中に発見!
紙パンツの中は、hterabo hnjf oib iz vkである。
総重量1キロ、、、は無いか。
よくぞ漏れずにいてくれました!
紙パンツも上手に中にしたガラモンも偉い!!!
でも、壁とかに塗るようになったら、、、やっぱ無理。
先日ガラモンに約束をしていたアルバムを取り出した。
ガラモンの愛した2人の男性の写真を見せた。
すると、、、
「田舎の写真だね。」と言う。
愛した男も写真で認識出来ないらしい、、。
「これは、A・Hさんだよ。忘れちゃった?」と聞くと
「忘れやしないよ。」と言う。
兄と私の子供の頃の写真も出てきたので見せると、
コレが驚いたのだが、
母は、ガラモンは、急に生き生きとした表情になり、
「可愛かったね〜!」と目を輝かせたのである。
母親とは、、、そうゆうものなのだ。と思った。
目頭がまた熱くなった。
で・も・
日常は戦争のようだ。信じられないことの連続だ。
だから、若い頃のレオナルド・ディカプリオのYouTubeで一休み、ひとやすみ。