原作:樹なつみ(白泉社刊)/脚本・演出:倉田淳
出演(「GEO」バージョン):笠原浩夫 岩崎大 舟見和利 丸山智己(客演)
新納慎也(客演) 姜暢雄 曽世海児
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2005年3月3日(木)〜3月16日(水)/天王洲アイル「アートスフィア」
「スタジオライフ」サイト:
http://www.studio-life.com/
□男優さんのみで構成される集団「Studio Life」。
今回は、2,003年に上演された作品の再演です。ダブルキャストでの上演で
僕は「GEO」バージョンを観劇しました。もう一つは、「NEO」バージョン。
スタジオライフ、僕は一年前に『MOON CHILD−月の子−』を拝見しました。
その時は、ちょっと苦手だな〜と思ってしまったのですが、今回観れることになり
一年たった今、自分がどう感じるのか楽しみに伺いました。
□あらすじ
舞台は、近未来。第三次世界大戦終戦から31年後、未だ戦乱が治まらない地球には、
ある伝説がささやかれていた。大戦前、頭脳集団が作ったといわれている
「巨大シェルター゛OZ゛」の存在だ。そこは、飢えも戦いもない最先端の科学都市だと言われている。
そして、天才少女フィリシアは傭兵のムトー、OZから来た機械人間の1019を
道案内として夢の都「OZ」を目指すが…。
□三時間という長丁場ですが、お話が面白いので退屈することなく観劇できました。
予想以上に良かったです。いろいろと疑問に思うところもあったのですが、
スピード感あふれる展開と演出が良かったです。でも、やはり「Studio Life」は、苦手かな…。
でもSF的ながら切なく人間ドラマも丁寧に書かれている物語で最後には、感動できるような
舞台でした。僕は前回観た「月の子」よりも「OZ」の方が好きです。
□「Studio Life」について。
まず今回も劇場に入って驚きなのが観客がほとんど女性なんです。
客層が示しているようにお芝居の内容も女性向けだと思いました。
いわゆる少女漫画的な世界観なので。
男版宝塚歌劇団のような雰囲気で「スタジオライフ」という一つのジャンルの
ように感じました。美形男優さんが所属されている劇団としても知られています。
それにスタジオライフの俳優さんをかっこいいと思えるかで作品の印象が
違ってくると思います。僕は、あまり興味がないので苦手なのかも(苦笑)。
□舞台美術、照明など
装置は、殺風景な気がしました。アートスフィアは、大きめの劇場ですからあの空間を
埋めるのは大変なのではないでしょうか。照明も近未来な場所が出てくるのに
ちょっと地味な気がしました。「OZ」など科学が発達している場面では、
もっと近未来的にしてほしかったです。
□役者さん
男優のみ出演ですから、女役も男優さんが演じます。いくら演技やお化粧をしても、
男の人なんですね…。これは、この劇団の魅力かもしれませんが違和感があります。
娼婦などにふんして登場するオープニングは、ちょっと引いちゃいました(汗)。
もうちょっと違和感なく見れると良いのですが。
役者さんは、演技力の差が目立ったような気がしました。