「ギンギラ太陽's『翼をくださいっ!さらばYS-11』」
作・演出:大塚ムネト
出演:大塚ムネト/上田裕子、上野亜由美 、北川宏美、古賀今日子、彰田新平、
杉山英美、立石義江、田中慎一郎、中島荘太、中村卓二、新田玄、林雄大、吉田淳/他
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舞台監督:松元謙征 照明:荒巻久登(シーニック) 音響:インテグラル・サウンド・デザイン
特殊効果:新名哲也(ギミック) 音楽:中牧大輔(あんみつ姫) かぶりモノ造型:大塚ムネト
イラスト:庄子智湖 宣伝美術:中村文隆 制作:立石義江、石拡・、
制作協力:西鉄ホ−ル、博多歌舞伎、ピクニック 主催:(株)パルコ、(株)ピクニック
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WEB「ギンギラ太陽'S」:http://www.gingira.com/
福岡のかぶりモノ劇団「ギンギラ太陽's」。毎回チケットが即完する人気ぶりだそうです。
今回が東京に初進出とのことで、しかも公演会場がPARCO劇場ということで非常に話題
を呼んでいる公演です。連日満員だったようで、凄いですね。僕は千秋楽に観劇しました。
カーテンコールではスタンディングしていらっしゃる方もいましたし、大盛況のようでした。
ギンギラ太陽'sは“かぶりモノ劇団”ということで、建物や乗り物などの様々な“もの”を
擬人化して、それらの“かぶりモノ”を役者さんがかぶって演技をしていました。今回の公演
では飛行機や空港、リンガーハットや菓子“ひよこ”までが登場。ですからギンギラ太陽'Sの
舞台には人間が一人も登場しないんだそうです。とっても個性的というか珍しい作風ですね。
時は1998年。1機の飛行機でスカイマークエアラインズが航空業界に新規参入した。
JALやANAなどの大手との戦いや消えゆくYS-11型機という国産飛行機、日本の飛行機
の歴史的なことを絡めながら描かれていきます。上演時間は2時間弱(休憩なし)。
たくさん笑って、ちょっと涙ぐんで・・・非常に痛快なエンターテイメント作品でした。
サービス精神も旺盛で楽しませてくれましたし、テンポもよくて最後まで飽きることなく観れ
ました。チケット代が4500円ということもあって迷っていたんですが、観て正解っ!チラシに
“これは人間が登場しないヒューマンドラマだ!”と書いてありましたが、その通りですね。
かぶりモノ劇団という事でコントなどに近いのかと予想していたのですが、エンターテイメント
作品でありながらも、とてもドラマ性が強くて人間が出てこないとはいえ感情移入しながら
観ることが出来ました。それに登場してくる“もの”たちの言葉に納得したり同感したり、
なんだか不思議な気分になりました。ものと人間、二つの視点が存在しているというか・・・。
地域密着型の劇団ということで地元・福岡にこだわった作品作りをされているようです。という
ことで地元ネタが満載。福岡の方ならもっと堪能ナきるんだろうな、と思いました。でも福岡に
行った事すらない僕でも十分に楽しめる作品に仕上がっていて、安心した同時に嬉しかった。
役者さん。キャラクターがたって堂々と演じていて、そのキャラクター達のぶつかり合いが楽しい!

開演10分前ぐらいでしょうか、客席にバスに扮した役者さんたちが登場。写真撮影許可、とい
うことで写真撮影会とかしていました。僕も写真とっちゃいました。大塚ムネトさんの客いじりも
上手で、とっても優しい暖かい空気になったように思います。一体感が生まれていましたね。
ギンギラ太陽'Sは今回の作品だけでなく、他の作品も観てみたいです。というわけで是非
また東京にまた来て公演して欲しいっ!!と思いました。また来てくれるんでしょうか・・・。