「AGAPE store『BIGGEST BIZ−最後の決戦!ハドソン川を越えろ−』」
作:後藤ひろひと 演出:G2
出演:松尾貴史、三上市朗、八十田勇一、松永玲子、菅原永二、坂田聡、篠原ともえ、粟根まこと、後藤ひろひと
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美術:島次郎 照明:黒尾芳昭 音響:内藤勝博 スタイリスト:遠藤百合子 演出助手:山田美紀 舞台監督:榎太郎 宣伝美術:東 學 宣伝写真:伊東俊介 ヘアメイク:西川直子 Web:川村公一、酒井元舟 プロデューサー:大西規世子 制作:尾崎裕子、伊東妙子、中村真由美、安積智子 制作協力:古舘プロジェクト 企画:AGAPEstore 製作総指揮:G2 主催・企画制作:ジーツープロデュース
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2006年1月8日(日) 〜 1月22日(日)/下北沢・本多劇場
WEB「AGAPE store」:http://www.g2produce.com/agape/
多彩な活躍をしている松尾貴史さんと、演出家・G2さんの二人によるユニット「AGAPE store」。ついに今回はBIZシリーズの完結編「BIGGEST BIZ」の公演です。
後藤ひろひとさん作、G2さん演出の「BIG BIZ」「BIGGER BIZ」と続いて上演され続けてきた「BIZシリーズ」。そして今回はついにシリーズの完結編となる「BIGGESTBIZ」が上演されます。BIZシリーズ、僕は「BIGGER BIZ」の再演を拝見しました。
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「BIZシリーズ」に関する詳しい事は公式サイトをご覧ください。
《あらすじ》
舞台はニューヨーク、ハドソン川あたり。シナトラを聴くと変貌してしまう神崎(後藤)は、この地で雑貨屋を経営している。そんな店に、どうやら訳ありの強盗二人(篠原ともえ、菅原永二)がやってきた。そんな中、トラブルメーカーの健三(松尾貴史)をはじめとするドリームチームも店を訪れる。事態は悪化していくのだが・・・。
軽快なセリフ運びでコロコロと転がっていき、次から次へと畳み掛けるように沢山の笑いがちりばめられている脚本。そして上手で達者な役者さんが揃い、演出やスタッフワークもマッチしていると思いました。これはまさにコメディやシリーズ作品の秀作のような気がします。僕は最後までとても楽しく拝見することが出来ました。
BIZシリーズが初めての方も初めてじゃない方も、きっと楽しめる作品だとは思います。でも前2作を踏まえれば味わいが増すような場面もあり、やはりシリーズですので前2作を見たり予習したほうが、より面白みが増すような気がしました。
★下記ネタばれしています。
お芝居は神崎が経営する雑貨屋のワン・シチュエーションで展開するので、舞台には雑貨屋のセットが作りこまれています。どうやら場所は半地下らしく、店内はいたって普通。なんと壁が稼動したりする仕掛けがあって面白かったです。
ただただ最後まで楽しく笑わせていただいて、僕はとても好きな作品でした。でも笑えるだけでなく、ストーリーも非常に面白かったです。とても大きなお金が動く、超巨大なビジネスゲームがワンシチュエーションでどんどん展開されていくのは、非常に痛快かつ爽快です。そしてラストは完結編に相応しいものでしたね。また新たな始まりのようなものも予感させて、非常に心地の良いものでした。
そんな作りこまれた脚本の力だけではなく、やはり達者で上手な役者さんがそろっていたり、演出などの力も非常に大きいと思いました。
前回観た時も思ったことですが、非常にキャラクターが立っていますよね。3部作で尚且つ再演もされていますから、もはやキャラが確立されているというか。
それにしても松尾貴史さんの芸達者ぶりには圧倒されました。
松尾さんの“人格イミテーション芸”を生かして書かれたそうですが、今回も魅力爆発といったところでしょうか。サービス精神旺盛ですし、僕は確実に笑わせてもらいました。
天才ハッカー・皿袋役の松永玲子さんも印象的です。
ネットでハッキングをするときは、地味だった性格も衣装もチェンジして、真逆なエロエロなキャラヘと変貌します。演技も衣装も過激で、特に衣装が凄かった〜。例えならば倖田來未でしょうか。露出が多い、エロカッコいい衣装でした。
★上記ネタばれしています。