「《速報》モダンスイマーズ『ゆきてかえらず〜稲上荘の寄るべない日々〜』」
作・演出:蓬莱竜太 出演:古山憲太郎、津村知与支、小椋毅、西條義将、西山聡(クロム舎)、成瀬功(マーク義理人情)、加藤亜矢子(モンゴルパーマ)、棚橋幸代、高橋麻理(扉座)、新田めぐみ、八十田勇一、六角精児(扉座)
---------------------------------------------
美術:伊達一成 音響:今西工 照明:松本由美(東京舞台照明) 舞台監督:清水すみか 宣伝美術+衣装協力:小原敏博(衣匠也)
---------------------------------------------
2006年4月11日(火)〜16日(日)/中野ザ・ポケット/http://www.japan-pr.com/habanera/
西條義将さんが主宰されていて、蓬莱竜太さんが作・演出を手がけている「モダンスイマーズ」。僕は以前に公演された「デンキ島 松田リカ編」をテレビで拝見しましたが、生で観るのはこれが初となります。ちなみに前売券が\3000のところ、僕は学生割引(\2000)で観劇してまいりました。
《あらすじ−WEB「モダンスイマーズ」より引用−》
東京のはずれにある古木造アパート稲上荘。その一室に三十代半ばにして今も引き篭もっている男がいる。男は何故、部屋を出ないのか。入室してきた日。活気あふれた大学時代。たくさんの仲間達。挫折。転落。そして現在。十数年で出て行く者と去っていく者。男は自分の人生を取り戻す事が出来るのか。現代と過去が交錯しながら織りなすある男の年代記。
舞台上には色々な物がゴチャゴチャと点在していて、汚く散らかった部屋のセットが建て込まれていました。そんな木造で古びた雰囲気が漂う、アパート「稲上荘」の一室がこのお芝居の舞台。ワンシチュエーションで現在と過去を行き来し、ある男の年代記が展開してきました。活気に溢れて栄光に満ちていた日々、そして挫折をして転落していく様子を鮮やかかつ丁寧に描いていきます。
悪い意味ではなく、観ていて苦しくなってくるというか、胸がキューっと締め付けられる感じがしました。きっと自分や身の回りの人に当てはめることができたり、描かれていることも妙に説得力がある気がするんです。作品自体を味わっていると同時に、そんなことを考えながら観劇していました。
笑いや涙も丁度良く散りばめられていて、切なくも良いお話でした。観劇後の余韻も爽やかですね。そしてなおかつ作品の全体的な完成度も高いと感じましたし、非常に見応えのある作品だとも思いました。今後も蓬莱さんの作品を観れる機会が多そうですので、また観に行ってみたいです。
★続きのレポートは、後ほどアップさせていただく予定です(2006.4.19)。