原作:オスカー・ワイルド 脚本・出演:丸尾丸一郎 演出・出演:菜月チョビ 作曲・フライヤー&ホームページデザイン:李 出演:山本聡司、JIRO・J・WOLF、渡辺プレラ、オレノグラフィティ
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舞台監督:杣谷昌洋 舞台美術:加藤まゆこ 照明:工藤雅弘(Fantasista?ish.) 音響:高橋秀雄(SOUND CUBE) 衣装:赤穂美咲 舞台写真撮影:溝添真紀 宣伝写真ヘアメイク:みかん(Jufeam Parfait) 宣伝写真撮影:すえぞう 制作:内藤玲奈 企画製作:劇団鹿殺し主催:オフィス鹿
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2006年4月22日〜5月3日/新宿・タイニイアリス/http://shika564.com/indexpc.html
昨年に東京へと進出してきた“劇団鹿殺し”の新作公演『SALOMEEEEEEE!!!』を観に行ってきました。週6回も路上劇を行っていたり、現在注目されているという劇団の一つのようですね。新宿・タイニイアリスで12日間の公演で、追加公演(4月30日18:00)も決定していました。
残念ながら僕は路上劇にも遭遇したことが無く、今回が鹿殺し初体験です。さて、劇場内に入ると出演者の方が「いらっしゃいませ!」と大きな声で観客を出迎えてくれました。そんな怪しい小劇場の雰囲気を感じつつ始まった舞台は、僕の許容範囲を大きく超えた作品だったと思います(笑)。
まず役者さんは紅一点の菜月チョビさん以外は、すべて男優さんで構成されています。そんな男優さんたちが、ほぼ裸のいでたち(例えば黒ブリーフにサスペンダーなど)で舞台に登場しました。とにかく叫んだり、やたら小さな舞台を動きまわったり・・・まさに若さが全快になっている印象をもつ熱狂的な舞台です。そこに下ネタや演劇ネタなどをふんだんに盛り込んだ笑いが随所に点在していたり、劇中歌がいくつも挿入されていていたり。とにかく色んな要素を詰め込んでいる感じです。
それがタイニイ・アリスという小空間の至近距離で行われるので、ものすごいエネルギーやパワーを肌で感じている気分になりましたね。最初はただ唖然と苦笑い状態で舞台を見ていた僕ですが、徐々に楽しみ方を覚えてきたようで、中盤からは作品の中へと入り込んでいくことが出来ました。
さてさて今回の作品の詳細なのですが・・・。オスカー・ワイルドが執筆した『サロメ』の舞台を2050年の日本に移し、丸尾丸一郎さんが脚色している内容でした。演出については、菜月チョビさんが担当。ということでパフォーマンスかと思いきや、しっかりとストーリーは存在しているんですね。
ワイルド作 / 福田 恒存訳
岩波書店 (2000.5)
通常2-3日以内に発送します。
でも僕はストーリーを楽しむというよりも、独特の空気感や世界観を味わえただけでお腹いっぱいって感じでした。ただ一回観ただけでは真価を判断できなそうなので、また路上でのパフォーマンスか次回公演(今年秋にあるそうですね)にでも足を運ぶことが出来たら良いかな・・・と思います。
僕の観劇した回は全体の一体感があるというか、非常に沸いていた感じがしました。積極的に舞台を楽しもうとしているような感じでしょうか。あと僕が見る限り、女性客が多かったのが印象的です。しかし奇抜というか個性的な作風なので、お好みが分かれる可能性は高いと思いました。僕は正直いうと好みとまでは言えないのですが、“面白い”と感じた箇所は随所にありましたね。
★下記のレポートは、ネタバレしております。ご注意ください。
終始圧倒されて観ていた印象が強いものの、それでも観客をひっぱっていくような力を感じることが出来ました。確か2時間弱の上演時間でしたが、僕は最後まで飽きることがありませんでしたね。一人一人が個性をもった役者さんたちが揃っていましたし、劇中歌も魅力的で楽しかったです。
なんと本水を使う演出が施されていました。役者さんが水浸しのような状態になって登場したり、後半付近になると舞台頭上から雨のように水が振ってきました。最前列の方は水がかかっていたのでは・・・?あと舞台美術ではマジックミラーを使用して、水槽を表現していたのが面白かったです。
★上記のレポートは、ネタバレしております。ご注意ください。