作・演出:松尾スズキ 出演:阿部サダヲ、市川実和子、宮藤官九郎、伊勢志摩、村杉蝉之介、荒川良々、近藤公園、平岩紙、内田滋、菅原永二(猫のホテル)、松尾スズキ
---------------------------------------------
舞台監督:舛田勝敏 照明:佐藤啓 音響:藤田赤目 舞台美術:松井るみ 音楽:門司肇 衣裳:戸田京子 ヘアメイク:大和田一美 映像:ムーチョ村松、吉田りえ(トーキョースタイル) 演出助手:大堀光威、佐藤涼子 チラシタイトル文字・イラスト:羽生生純 宣伝美術:吉澤正美 制作:長坂まき子 企画製作=大人計画、(有)モチロン <東京での公演が終了後、大阪公演あり>
---------------------------------------------
06年5月4日(木)〜28日(日)/下北沢・本多劇場/http://www9.big.or.jp/~otona/
第134回芥川賞の候補にもなった松尾スズキさんが、作・演出を手がけている人気劇団“大人計画”。約一年ぶりの本公演で、タイトルは「まとまったお金の唄」。大人計画のメンバーを始めとした豪華キャストで、大阪を舞台とした初のホーム・ドラマとのこと。期待をして劇場へと向かいました。
今回もプラチナ・チケットになっていて、必死になって当日券をゲット!!今までなんど挑戦してもゲットできずにいましたが、諦めずに頑張っていて良かったです。ということで今日も本多劇場は“満員御礼”状態でした。補助席、座布団席、立ち見、キャンセル待ち・・・。僕は補助席で観れました。
松尾 スズキ著
白水社 (2006.5)
通常24時間以内に発送します。
《あらすじ》
言わずと知れた“大阪万博”が開催された、1970年代の大阪が舞台です。父親が“太陽の塔”の建設中に落下してしまったため、残念ながら死亡。母・ヒトエ(荒川良々)と長女・ヒカル(阿部サダヲ)、次女・スミレ(市川美和子)は“まとまったお金”に翻弄されていくのだった。そして一家には、革命家(宮藤官九郎、伊勢志摩)や借金取り(村杉蝉之介、近藤公園)が出入りするようになる。そんなある一家を中心とした物語を、スミレの子供である博子(平岩紙)が物語って行くのですが・・・。
次々と連発されるギャグの数々に爆笑して、たえまない刺激の洪水に衝撃をうけて、そしてなぜか感動してしまいました。僕は面白かったです。やっぱり大人計画を観に行かなきゃ味わえない観劇体験があるんですよね。だから高めの料金でも観に行ったり、必死でチケットをゲットするんじゃないかな。それだけの魅力が大人計画にはあるということなんでしょう。ひたすら関心するばかり。
笑いなどの多種多様な要素が凝縮されているパワフルなステージでしたが、埋もれることなく鋭い視点や胸に迫るものは、確かに存在していたのだと思います。終演直後は圧倒されて“面白かった”という感覚だけが残っていたのですが、徐々に思考をしはじめる余韻が現れ始めたのでした。
★下記のレポートは、ネタバレしております。ご注意ください。
大人計画のメンバーをはじめとして、個性的で上手な方が揃っていますよね。というか大人計画のメンバーだからこそ出来るお芝居じゃないかな。僕はとにかくパワフルでエネルギッシュな、阿部サダヲさんに感動さえ憶えました。なんども笑わせてもらったし、魅せられてしまいます。さすが!
舞台美術(松井るみ)については、全体的に灰色というかグレーな色合で統一されています。抽象的な雰囲気で、床や壁には“太陽の塔”を連想させる絵が描かれています。映像(ムーチョ村松、吉田りえ<トーキョースタイル>)は舞台後方の壁に写され、効果的に舞台を演出していました。
★下記のレポートは、ネタバレしております。ご注意ください。