「テレビ朝日/アトリエ・ダンカン『OUR HOUSE(アワ・ハウス)』」
作:ティム・ファース 音楽:マッドネス 演出・翻訳:G2 監修・翻訳・訳詞:青井陽治 訳詞・出演:後藤ひろひと 音楽監督:長谷川雅大 振付:本山新之助 出演:振付:JuNGLE 出演:中川晃教、池田有希子、池田成志、坂元健児、新納慎也、入絵加奈子、瀬戸カトリーヌ、香寿たつき、今井清隆、西村直人、小西のりゆき、香取新一、坂口晋作、篠原正志、中野順一朗、原慎一郎、安江友和、小鈴まさ記、小野妃香里、山崎ちか、ももさわゆうこ、中川菜緒子、池谷京子、染谷妃波
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美術:松井るみ 照明:高見和義 音響:山本浩一 衣装:前田文子 ヘアメイク:宮内宏明 歌唱指導:船橋研二 稽古ピアノ:宇賀村直佳 演出助手:高野玲 舞台監督:二瓶剛雄 宣伝美術:永瀬祐一、はたはた 宣伝写真:西村淳 宣伝ヘアメイク:水野厚子 宣伝スタイリスト:矢野恵美子 宣伝:る・ひまわり コーディネーター:マーチン・ネイラー 営業:小池義圓 制作:渡邊さつき、大迫久美子 制作デスク:桑原啓子 アシスタント・プロデューサー:鈴木奈緒子 プロデューサー:池田道彦 制作協力:G2プロデュース、カンパニーワン 運営:サンライズプロモーション東京
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2006年6月16日(金)〜7月2日(日)/新国立劇場・中劇場/http://www.g2produce.com/
ロンドン生まれのミュージカル「OURHOUSE」が日本に上陸!ティム・ファースの脚本でマッドネスの音楽に彩られた本作を、今回はG2さんが演出を手がけられます。中川晃教さんをはじめとするとっても豪華なキャスティングですし、興味をそそられました。今回は運よく観劇できることに。
★新国立劇場での東京公演が終了後、愛知・大阪・石川・新潟でも公演があるそうです。
★ブログ「OURHOUSE(アワ・ハウス)」:
http://blog.livedoor.jp/ourhouse_2006/

《あらすじ−WEB「G2プロデュース」より引用−》
ロンドンの下町で貧しい生活を送っている、16歳の少年ジョー。ある日、彼の人生は"良いジョー" "悪いジョー"に枝分かれ。"悪いジョー"は悪徳商売に手を染め大儲け、世間をうまく渡り始める。一方、"良いジョー"は少年鑑別所に入れられ、世間の冷たさ、厳しさを味わうことになる。事あるごとにジョーの前に現れ、彼の運命を左右していく悪友のリーシー。ある時はすれ違い、ある時は交差しながら進んでいく、二人のジョーの運命は……。
「善」と「悪」に分かれた二人の“ジョー”の異なった生き方を追っていくという、ちょっと一風変わった個性溢れるストーリーになっていました。ジョーが成長していく、ヒューマン・ドラマのような雰囲気もありますね。そんな作品を彩るのはマッドネスの音楽。明るく楽しく乗りの良い、ミュージカル・ナンバーが多かったと思います。ダンスシーンなども数多く盛り込まれていて、見所が満載でした。
けっこう扱っている問題はシビアだったりするのですが(人種差別とか)、多くの人が楽しめるであろうエンターテイメントに仕上がっていました。明るいムードに満ちているし、とにかく軽快に進んでいきます。それに座間でプレビュー公演を行っての東京公演ということもあり、クオリティも非常に高いのでは・・・?と思いました。でも・・・僕はあまり好みの作品じゃなかったかもしれません。なんだか惹き込まれるところも少なかったし、どこか冷めた目で見つめている自分がいました(暗っ!)。でもでもいっぱい面白かったり楽しい思いができたので、観劇できてとても満足な気分です。
そうそうカーテンコールが凄かったんですよ。もうキャストも観客ものりのった状態でして、スタンディングしていらっしゃる方がいっぱいでした。“ヒュー”と口笛がこだましたり、歓声があがったり・・・すっごく一体感のある空間でしたね。ぼくは熱気に圧倒されて、キョトンとしちゃいました(苦笑)。
★下記のレポートは、ネタバレしております。どうぞご注意ください。
舞台美術(松井るみ)はスピード感ある今作を、非常に効果的に演出していたと思いました。左右に位置する壁たちは回転できるようになっていて、舞台全体も回り舞台になっているんです。ジョーの2つの人生を象徴しているかのように見えました。あとは大きな家のセットなどをアンサブルの方々が手動で移動したり、テンポの良いストーリーを的確にささえている舞台美術だと思いました。
場面がどんどん変わるということは、それだけ美術や衣装も変わるということで、美術や衣装変えも見所の一つだと思いました。中川さん演じるジョーは一人二役なので、舞台上で早変えをしたりします。あとは全体のダンスシーンなど、アンサブルがすっごく良かったのが印象的に残りました。
このプロダクションの中で完成度には、少し欠けると思ったのが音響(山本浩一)。オープニングからアンバランスさを感じ、なんだかすごく違和感を持ちました。あまり音響に疑問をもつことがないため、特に印象に残りましたね。僕の座った座席が原因なのかな・・・(僕は一階後方のセンター)。
★上記のレポートは、ネタバレしております。どうぞご注意ください。