「カントカークト『柳沢おもちゃ本舗新商品企画室開発主任の話』」
脚本・制作:劇団カントカークト 前売り¥3,000 当日¥3,500 日時指定・全席自由
出演:櫂シュウ、宮根耕平、松坂龍馬、田口未来、慎子、堀口泰一、早川淳子、核田ヒロシ
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2006年6月22日(木)〜25日(日)/中野・劇場MOMO/http://kantokirkto.com/
今日は劇団「カントカークト」の最新公演を観にいくため、中野・劇場MOMOまで足を運びました。僕は今回が初見です。『柳沢おもちゃ本舗新商品企画室開発主任の話』という、長〜い公演タイトルが特徴的ですよね。スタッフのクレジットから見ると、脚本も劇団全体で書いているのかな・・・。
★本劇団『カントカークト』のブログ:
http://yaplog.jp/kantokirkto/
★とりあえずレポートをアップしましたが、今後追記や改定する場合があります。

《あらすじ−WEB「カントカークト」より引用−》
第四弾は時空を超えた傑作!? スーパー異次元コメディ! 子供の頃から嫌われてばかりいる主任。 一生懸命やってるのにちっとも報われない毎日。 そんな彼がある日突然 神様に呼び出されて、 宝物を7つ集めれば もう一度人生をやり直せると言われるが…。
ある玩具会社の主任(核田ヒロシ)を主人公にした、現代の寓話のように仕上げられた作品でした。ほんのちょっとロード・ムービーを思い浮かべるような作品でもあり、なおかつ現実と幻想の世界が入り混じります。個性的なキャラクターが次々と登場する、心温まるほんわかとしたお話でした。
印象に残った部分もいろいろと点在していたんですが、舞台全体にはユルい雰囲気がたちこめていました。創作過程の事はよく分からないのですが、エチュードのような要素が強いのではないか・・・と思います。やはり洗練される余地や可能性が、まだ数多く潜んでいるのではないかと感じました。そして今回の作品は“コメディ”と謳っているのですが、客席から笑いが起こることが非常に少なかったです。やっぱりそれは全体的からみても、上手く作用していないせいだと思うのですが・・・。
このお芝居に登場するのは言動が可笑しく奇妙な、かなり個性的なキャラクターばかり。きっと役者さんは、そういったキャラの演出意図があって、これらの役柄を演じられていると思います。しかしちゃんと舞台に“存在”していたり、コミュニケーションがとれている方が少なかったですね。これが非常に残念だったかも。主任が宝物を集めていくシーンはあまり入り込めなかったのですが、現代のオフィスシーンになってからは少し惹き込まれました。暖かい素敵なお話だったと思います。
舞台美術は色とりどりの布が所狭しと吊ってあるものでした。そんな幻想を舞台とした可愛くて効果的な美術は、終盤になると布が取り払われて、現代のオフィスへと変化します。そのギャップが良かったですね。あとは劇場に増設されている階段を使った演出なども、効果的だと思いました。