出演:馬渕英俚可(ホリプロ)、岡田義徳(アミューズ)、山本亨(tpt)、各務立基(花組芝居)、恒松敦巳、田渕正博、木下藤次郎、犬飼淳治(扉座)、井上カオリ、長嶺安奈、藤田記子(カムカムミニキーナ)、津村知与支(モダンスイマーズ)、吉田麻起子(双数姉妹)、辻親八、宮島健、伊藤新、林栄次、宮本翔太、鳥越勇作、石原和海、李峰仙、和泉歩、岡村多加江、下元史朗、清郷流号、水野あや、絵沢萠子、外波山文明 生演奏:楾-はんぞう
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作演出:鄭義信/照明:沖野隆一(RYU CONNECTION)/美術:加藤ちか/音響:青蔭佳代(音スタ)衣裳:出川淳子/振付け:伊藤多恵/演出助手:柴田次郎 /殺陣:栗原直樹(WGK)/テント設計:大塚聡/テント設営:東弘英/舞台部:桑原淳・根本大介・林春野/照明スタッフ:岡野文寛・嶋野潤子/衣裳協力:ASAMI・東京衣装/舞台監督:吉木均/制作:佐野寿衛子・鳥居しのぶ・西口真生/宣伝美術:黒田征太郎/長友啓典/上浦智宏/中村・・・・+K2
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7月13日(木)〜23日(日)/新宿花園神社境内/http://homepage2.nifty.com/tubakigumi/
夏の恒例行事ともいえる、椿組による新宿・花園神社の野外劇!僕は今回で3回目(「一天地六〜幕末新宿遊侠伝〜」「新宿ブギウギ〜戦後闇市興亡史〜」)になります。今作は鄭義信さんが作・演出を手がけられ、僕は馬渕英俚可さんと岡田義徳さんが出演されるのも楽しみの一つ!

花園神社の境内に建てられた、収容人数350名の仮設劇場。チケットに記載された整理番号順に入場すれば、全ベンチシートな簡易な客席が待っていました。僕の観劇した回が千秋楽というのも影響していると思うのですが、場内はほんとのほんとの満員状態でした。お客さんが入りきれないため、“よいしょっ!”の掛け声とともにどんどん席を詰めていくという、珍しい観劇体験もできました(汗)。ギュウギュウ詰めで暑かったけど、ちゃんと団扇を配布してくれる心遣いに感謝ですっ!
《簡易なあらすじ》
ある閉塞感ただよう田舎の夏、舞台はガソリンスタンドの近松商店。そこでは足が不自由なうえに、夫と不仲な菊子(馬渕英俚可)が店番をしている。そんな近松商店には最近、ニートでどもりの光(岡田義徳)がよく店に通っている。そして菊子の兄である幸一(山本亨)は、中国人ホステスのリンユー(藤田記子)と結婚しようとしていたり。そんないろんな人の、いろんな感情渦巻くお話です。
さてさて肝心の内容も非常に見応えのあるもので、最後までじっくりと楽しむことができました。でも・・・上演時間が長かったですね。15分間の休憩を含める3時間は、ちと体に辛いものがありました。でも色恋沙汰で巻き起こる分かりやすい悲劇は、どうしてか率直に胸に響いてきたのが新鮮に思えました。そして笑いも涙も見せ場さえもいっぱい詰まったお芝居で、なおかつ野外ならではの演出も施されているのが楽しいのです。ぼくは観劇できたことだけで、もはや満足しちゃいました。
場内ではビールやおつまみが発売されたり配布され、場内では飲み食いが可能なんです。役者さんもサービス精神たっぷりに、観客を精一杯楽しませてくれます。今年で21年目にになった椿組の花園神社野外劇。来年も再来年もこれからもずっと続けてほしい、夏の風物詩だと思いました。
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舞台には“GS近松商店”というガソリンスタンド(“GS”とはその略だったのか!!)のセットが組まれていて、ほとんどはそこを舞台に展開していく構成になっていました。ストーリーとしては、ちょっと悲劇的な結末に驚きました。恋人同士が心中しちゃうし、殺人も犯してしまうし。ほとんど主役が死んじゃってるよ!という叫びが聞こえそうな、まさに二幕から怒涛の展開だったと思います。
大人数の役者さんが出演されています。主役の皆さんはもちろんのこと、いわゆる脇役の方々も、舞台を手堅く支えられていると思いました。楽しみにしていた馬渕さんと岡田さんですが、大活躍していらっしゃって満足でしたっ!最後の泥まみれになりながらの、迫力満点の演技がすごかった。
都会のど真ん中に位置する花園神社での野外公演ですから、もちろん都会の雑踏などは丸聞こえしてしまいます。しかし!!その雑踏がお芝居の効果音のように聞こえたり、惹きこまれた瞬間は聞こえない気がしたりするんですよね。こういうの体験も野外劇ならではの醍醐味だと感じました。舞台上に車が走ってきたりする演出なども、野外ならではの迫力感があったので面白かったです。
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