出演:江本純子、町田マリー、柿丸美智恵、和倉義樹、羽鳥名美子、高野ゆらこ、武田裕子、延増静美、平野由紀、高田郁恵、水町香菜恵、澤田育子、金子清文、横町慶子(ロマンチカ)
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美術:松井るみ 照明:中川隆一 音響:加藤温 衣裳:胡桃澤真理 小道具:清水克晋(SEEMS) 演出助手:松倉良子 舞台監督:森下紀彦 音楽:鳥羽ジャングル TOMISIRO 映像:奥秀太郎 チラシイラスト:今井トゥーンズ 宣伝写真:杉本青子 宣伝美術:two minute warning WEB:Rhythmicsequences 協力:拙者ムニエル/ナイロビ/AS/メディコム・トイ 制作助手:対馬淳子 藤間千里 塚本純子 製作スタッフ:照井恭平 井部亮子 金銀河(キム・ウンハー) 制作:後藤阿梨紗 企画・製作:毛皮族/ビッガーバンプロジェクト
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2006年7月21日(金)〜7月30日(日)/下北沢・本多劇場/http://kegawazoku.com/
ジュンリーこと江本純子さんが作・演出を手がける、注目の劇団「毛皮族」による約一年ぶりの本公演を観て来ました。今回の公演は席種が四種類もありますが、僕はスタンダート・シート(4,500円)を選択。ロビーに設置された物販コーナーも、非常に充実していて盛況している様子でした。

《あらすじ・第一部「脳なし人間アッコちゃん」》
生まれたつき頭が少し弱い、女の子・アッコちゃん(町田マリー)。問題を起こして少年院に入ってしまったり、更生したと思ったら、また殺人の罪で刑務所へ逆戻り・・。激動の人生が描かれていく。
《あらすじ・第二部「エモンシュタイン博士の片思い」》
エモンシュタイン博士(江本純子)は現在“恋の相対性理論”を研究中。しかしなかなか論文が書けずにいた。なぜ博士がこんな研究しているかというと、実は博士には憧れの女性がいて・・・。
とにかくナンセンスでシュールなストーリーが繰り広げられ、いわゆるアナーキーで猥雑な台詞やギャグが羅列されていきます。露出度の高い衣装を着用して歌って踊って・・・、とにかくパワフル!!なステージングを展開する毛皮族の演劇作品。そんな作風は今回も顕在しています。今回はタイトル通り“ぐちゃぐちゃ”な印象をもつ、良い意味で洗練されていない構成になっていると思いました。しかし例えぐちゃぐちゃな構成だったとしても、面白いと感じられれば万事OKなのです。でも今回の作品は・・・そうとは思えづらかったですね。
やっぱり・・・なんだか分散してしまっているように感じてしまいました。だから胸にガツンと響いて、魅了されるほどまでには至らなかったんですよね。正直いって完成度が高いとは言えない出来だったと思います。けっこう盛りだくさんで一見濃厚な作品に見えましたが、実際にはまだまだ可能性の余地が多々ある作品だったと感じました。もちろん面白い場面もあったのですが、チケット代の4,500円もちょっと高いと感じてしまって・・・。楽しみにしていたので、ちょっと残念な結果でした。
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全部で4つのオムニバス作品になっていました。一つ目はプロローグ「エロ和尚とED和尚」、二つ目は第一部「脳なし人間アッコちゃん」、三つ目は第二部「エモンシュタイン博士の片思い」、四つ目はエピローグ「戦争」。全部あわせて2時間弱の上演時間になっています。個々の場面はいろいろと楽しませてもらったのですが、全体から見ると勢いやインパクトに欠ける気がしてしまいました。
巨大なミラーボールが印象的な舞台美術(松井るみ)や照明(中川隆一)などは華やかで、豪華に舞台を演出していました。役者さんではスペシャル・ゲストとして出演されていた、ロマンチカの横町慶子さんが美しかったです。あとは柿丸美智恵さんと澤田育子さんが特に印象に残りました。
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