「こどもの城/ネルケプランニング『南国プールの熱い砂』」
出演:渋谷琴乃、小橋めぐみ、伊達暁(阿佐ヶ谷スパイダース)、笹峯あい、小手伸也(Innerchild)、宮下今日子(サードステージ)、平沼紀久(劇団方南ぐみ)、川久保拓司、吉田晋一(カムカムミニキーナ)、横山真二、原扶貴子、成清正紀、桑原裕子(KAKUTA)
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作・演出:桑原裕子 照明:西本彩(青年団) 音響:島貫聡 美術:横田修(突貫屋)、鈴木健介(青年団) 衣裳:渡辺まり 舞台監督:野口毅、松嵜耕治(至福団) 演出助手:田村友佳(KAKUTA) 宣伝美術:森阪ゆう子 宣伝写真:井野敦晴 宣伝ヘアメイク:佐々木ミホ、加藤恵 プロデューサー:志茂聰明、松田誠 制作:ネルケプランニング 主催:こどもの城、ネルケプランニング
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2006年7月26日(水)〜 8月6日(日)/青山円形劇場/http://www.nelke.co.jp/
去年に同じく青山円形劇場で初演された、KAKUTAの「南国プールの熱い砂」が早くも再演!!ぼくは初演を拝見しているのですが、とても素敵な作品だったことを今も鮮明に記憶しています。今回はキャストはガラッと変わっているのですが、作・演出は変わらず桑原裕子さんが手がけます。

《あらすじ−公式サイト「ネルケプランニング」より引用−》
小学校時代の恩師を偲び、当時臨海学校で訪れたリゾートホテルへ同窓会旅行に出かけたかつてのクラスメイトたち。久しぶりの再会。それぞれの過去への思惑は交錯し、やがて記憶の底に眠っていた秘密の出来事が浮かび上がる。
今作の舞台は南国のリゾートホテルということで、劇場内もまさに南国ムードたっぷりでした。ホテルのラウンジのような空間が舞台になっており、上演開始前の開場中から既に舞台は始まっています。役者さんが舞台上にいて演技をしているので、早めに劇場に行くのが吉かも。そして完全円形とまではいきませんでしたが、円形劇場の特色を生かした美術になっていて嬉しかったですね。
まず初演と今回の再演との違いですが、ほとんど無いに等しいかと思います。でも僕が観る限りでは、多少書き換えられているようでした。個人的な好みや感動の度合いから言うと、KAKUTA独特の雰囲気を感じられた初演のほうが好みだったのですが、実力ある俳優さんたちが集められた今回の再演も、十二分に素敵な仕上がりになっていました。そして幅広い客層に受け入れられるであろう、間口の広い作品になっていると思います。上演時間は2時間強。とても面白かったです。
楽しくて、ほろ苦くて、悲しくて、優しくて、暖かくて・・・・・。またもや目頭が熱くなってくるのです。感動したポイントは初演と同じだったかな。小学校の思い出とかを単に振り返ったり美化するのではなく、鋭い視点も存在しているのが良いですね。だから惹きこまれて楽しむことができるんでしょう。優しくて暖かい思いに包まれるときもあれば、思わずドキリとさせれらるときもあるんですよね。
★下記のレポートには、ネタばれが含まれております。どうぞご注意ください。
随所に散りばめられた笑いなどを楽しみながら観劇するうち、クラスメイトたちの会話から、臨海学校の夜にあった事件の真相が明らかになっていきます。その事件とは当時38歳だった亡くなった先生と、当時12歳だったクラスメイトの衣雲(小橋めぐみ)による、心中未遂のことだったのです。
徐々に明らかになる心中未遂の真相や、クラスメイトの内に秘めた重いが爆発するシーンなどが、後半の見所になっていると思いました。どんどん白熱する場面の数々には、思わずドキドキハラハラしました。やっぱり実力のある上手な役者さんが多いなぁ〜、と僕は眺めさせていただきました。
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