作:井上ひさし 演出:鵜山仁 出演:辻 萬長、土居裕子、木場勝己 、森奈みはる、久保酎吉、河野洋一郎、大原康裕、栗田桃子、前田涼子
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音楽:宇野誠一郎 美術:石井強司 照明:服部基 音響:斉藤美佐男 振付:謝珠栄 衣裳:前田文子 歌唱指導:宮本貞子 方言指導:大原 宣伝美術:和田誠 演出助手:宮越洋子 舞台監督:加藤高 制作:井上都、高林真一、谷口泰寛 こまつ座第八十回公演
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2006年8月6日(日)〜20 日(日)/新宿・紀伊國屋ホール/http://www.komatsuza.co.jp/
井上ひさしさんの作品を上演する「こまつ座」の最新公演です。今回の演目は新国立劇場のこけら落とし公演として上演されてから、人気作として上演され続けている『紙屋町さくらホテル』。演出は鵜山仁さんが手がけられています。ちなみに【『紙屋町さくらホテル』舞台写真集】は
コチラから。

《あらすじ−公式サイト「こまつ座」より抜粋・改定しました−》
昭和20年、5月、ヒロシマ。紙屋町ホテルは、名優丸山定夫とスター女優園井恵子を迎えた。そして、女主人をはじめ宿泊客までが、まるごと移動演劇隊「さくら隊」に入隊することになる。公演は2日後。しかしかれらの前途には山のような困難が待ち受けていた。役者はみな素人。しかも薬の行商人を装う男は、じつは海軍大将。傷痍軍人もじつは陸軍省の密偵。さらに彼ら全員を、特高刑事が監視している。はたして。「さくら隊」はぶじに芝居の幕をあけることができるのだろうか・・・。
いつもの通り笑いも涙もいっぱい散りばめられています。しかし“戦争責任”などに対する主張がしっかりと存在し、それをストレートに表現しています。いろんなことを学び、いろんなことを考えました。こういう作品に触れられることは非常に豊かで貴重なことだと思います。ぼくは今作を見るか直前まで迷っていたので、今回観ることが出来て良かったです。若い方にも観ていただきたい作品でした。
随所に散りばめられながらも品のある笑いに魅せられましたし、いつもながら劇中に登場する歌の数々も楽しいです。なのにどうしてだろう、涙がツーっと頬をつたっていきました。いわゆる泣き所と思われる場面のほかにも、グッと心をひきよせられる珠玉の場面や言葉がいっぱいなんですよね。
いくつかの題材に対する鋭くも優しい視点に触れることによって、僕の胸にズシンと響くものがあり、だけど清清しい余韻が体全体をつつみました。こういう感覚は井上芝居でしか体験できません。会場はお年を召した方がほとんどを占めていますが、これこそいろんな方に観てもらいたいです。ぜひ老若男女を問わず、劇場へ足を運んでいただきたいですね。今オススメの舞台はこれ!
井上 ひさし著
小学館 (2001.2)
通常1-3週間以内に発送します。
ぼくは当日券を利用して観劇してきました。しかし今作の当日券は非常に僅かのようです。僕の観た回(平日ソワレ)はキャンセル待ちを含め、9名の方しかチケットを購入できなかったようでした。ぼくは発売開始(開演の1時間前)の1時間20分前に到着し、ギリギリセーフといったところです。
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語られる問題は“戦争責任”から“人生”まで、全体から個人まで、さまざまなことです。いろんなことを考えたし学びました。それで僕はとりあえず明日からも頑張って生きていこう、って思えました。なんかすごく単純に集約してしまってゴメンなさい。でもこれってすごく大事なことだと思う。こういう気持ちになれただけでも観劇した価値があるってもんですよね。活力弦になるお芝居は大好き。
年代を刻んできた紙屋町ホテルがリアルに創られた舞台美術でした。そして最後にはあんなサプライズが用意されていたなんて!なんと舞台上部のセットが吊り上げられ、そこには夏の青空が広がるのです。すごくキレイで美しい光景だった。現在も昔も空模様はきっと変わらないんでしょうね。
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