「夢のミルクこうじょう『tears of dark dragon』」
出演:大塚雅子、大沼優記、池田紋子、宇田川藍、古川理紗、木村寛之、橋本雄介、尾田美穂(劇団天然カルーアミルク)、山東大輔、遠藤孝吉(劇団天然カルーアミルク)、瀧澤由舞、西田妙子(最強★プラネタリウム)、真瀬達也(劇団THEATER REUNiON)、早川浩史
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作・演出:早川浩史 舞台監督:米野直樹 舞台美術:為貝友理 照明:南香織/千田実(CHIDA OFFICE) 音響:菊池玲央奈/阿部健司(MUGEN☆PROJECT) 印刷:ナール印刷 宣伝美術:杉本健一郎/土屋圭也乃 制作:夢のミルクこうぼう 他 前売:2,500円 当日:2,800円 割引あり
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9月28日(木)〜10月1日(日)/新宿シアターモリエール/http://yumenomiruku.piyo.to/
早川浩史さんが作・演出を手がけられている劇団、「夢のミルクこうじょう」の最新公演を観てまいりました。僕は始めて拝見する劇団です。どうやら今回が5周年記念公演の第2弾とのことですね。どんな作品か楽しみに伺ってみると、スケールの大きなエンターテイメント大作に出会えました。

《あらすじ−公演チラシより引用しました−》
一年前に滅び去りし巨大国家アウディラス。生命を微塵も感じない死の大地に、二人の兵士ライツ、サンがやってくる。かつて勇者と讃えられていたにも関わらず、悪の道へ堕ち、アウディラス十億の民を滅ぼした「竜族五獣衆」に立ち向かうべく、聖獣マナの力を求めて。死んだはずの大地にアウディラス復興軍と名乗る人々が現れ、さらには、アウディラスを滅ぼした「五獣衆」も現れる。やがて暗黒の淵より、覇王ダークが現れる。かつて勇者と讃えられたその男は、ライツの兄であった…。勇者と讃えられた男は悪の道を選び、暗黒の覇王と名乗り、世界に滅びをもたらそうとする。悲しいまでに純粋で優しかった勇者の悲劇の物語。
僕が最近拝見した作品の中からみると、少年社中(先日拝見した「アルカディア」は
コチラ)に作風が似ていると思いました。泣きどころも笑いどころも随所に点在していましたし、そこにアクション(殺陣など)が挿入されてきたりします。いわゆるエンターテイメント志向の劇団だということが分かりました。上演時間は2時間15分(休憩なし)という長丁場でしたので、最後までとても見応えのある作品に仕上がっていると思いました。
・・・・・・うーん。とても残念なのですが、僕はあまり楽しめませんでした。どうしてだろうなー。とりあえず大いに洗練される余地があると思いました。これは脚本や演出面はもちろんのこと、役者さんやスタッフワークに対してもです。それに2時間15分という上演時間も、ちょっと長すぎたのではないでしょうか。削れる部分はいっぱいあると思いましたし、これが2時間以内に収まっていたら更に面白くなったんじゃないかな・・・と感じました。きっとこれから更に成長されていく劇団だとは思いますが(偉そうですいません)、どこかしら歯痒い感覚が残りつつ劇場を後にすることになりました。
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作品の内容はダークで悲劇的なファンタジーといった感じでしょうか。退屈することはありませんでしたが、先述したように洗練の余地があると思いました。抽象的に建て込まれた舞台美術の上で、場面もいっぱい変わりながら進行していきます。少しロードプレイングゲームみたい。悲劇的で残酷な展開がいろいろ続いて少し驚きましたが、最後にはハッピーエンドにまとまって安心しました。
劇場に入場するとロビーなどに装飾が施されていて、開演前から物語の世界へと誘ってくれていました。こういう演出は素敵ですね。劇団のグッズも充実していて印象的です。当日配布されたパンフレットは非常に豪華なもので、入り組んだ人間関係を関係図に表していて親切だと思いました。
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