出演:松田弘子(青年団)、倉品淳子(山の手事情社)

脚本:わたなべなおこ 照明:岩城保 総合プロデューサー:平田オリザ イラスト:松田弘子 宣伝美術:松田弘子、わたなべなおこ 当日運営:鈴木智香子 撮影:小口宏、高橋里江子 協力:松井周、山の手事情者、あなざーわーくす 主催:(有)アゴラ企画 こまばアゴラ劇場 企画制作:青年団、(有)アゴラ企画、こまばアゴラ劇場 ¥1,500〜2,500

2007年8月17日(金)〜21日(火)/小竹向原・アトリエ春風舎/http://www.letre.co.jp/%7Ehiroko/threesisters//http://www.komaba-agora.com/line_up/2007_08/godot.html
「あなざ事情団」はあなざーわーくすのわたなべなおこさん、山の手事情社の倉品淳子さん、青年団の松田弘子さんによる3人組のユニットです。「観客参加型演劇」という特徴的な作風を携え、2004年の「三人姉妹」以来となる第2回目の公演を迎えました。来年3月には『三人姉妹』の大阪公演も控えており、「
T★1演劇グランプリ・第一次審査通過団体」でもあります。

中央にコタツが鎮座する小さな舞台スペースを、4方向から囲むように客席が配置されていて、開演前から松田さんと倉品さんが温かく観客を迎えてくれます。小規模なアトリエ春風舎を更に小さな空間へと変化させていて、観客と演者との距離が近く濃密な、贅沢で一体感のある空間構成に仕上げられていました。
サミュエル・ベケットの意外な真実に迫りつつ、代表作である
「ゴドーを待ちながら」の世界も影響を及ぼしながら、日常的な不条理感覚を掘り下げ刺激していきます。観客参加型ということで観客全員を余すことなく巻き込みながら、作品世界の広がりを身を持って体感することが出来ました。上演時間は休憩なしの1時間20分弱ほどだったでしょうか。
役者さんの溢れんばかりのエネルギー、そして柔軟で巧妙な表現力が素晴らしかったです。お客さんとフレンドリーに親近感を持って接しつつも、一線を画すようなギャップを感じる瞬間がありました。優しく作品の世界へ誘ってくれて、全力投球のお持て成しを受けたような印象を持ちました。
≪作品紹介≫−−−−−WEB「こまばアゴラ劇場」より
本作品は、青年団俳優松田弘子が、倉品淳子(山の手事情社)と二人で繰り広げる体感型演劇です。作・演出のわたなべなおこ(あなざーわーくす)独自の観客参加型レクリエーション演劇の手法で、ベケットと『ゴドーを待ちながら』の世界をモチーフに、「不条理なのによくわかる」衝撃の劇空間を創造します。