出演:虎馬鯨、夕沈、白鴎文子、中村榮美子、山本亜手子、日与津十子、黒宮万理、雪港、ひのみもく、☆之、水元汽色、宮村亜理、水柊、井村昴、カシワナオミ、アマノテンガイ、池田遼、石丸だいこ チケット(全席自由・日時指定・平日昼間割引有り):¥2,000〜¥4,000

作:虎馬鯨 演出:天野天街 舞台美術:田岡一遠 美術製作:小森祐美加 映像:鎌田千香子、田中博之、浜嶋将裕 照明:小木曽千倉 音響:岩野直人、島猛(ステージオフィス) 舞台監督:中村公彦(イリスパンシブルティ) 音楽:珠水、FUMICO 小道具:丹羽純子 振付:夕沈+シフォン☆ダンス部 宣伝美術:アマノテンガイ 制作:西杢比野茉実、宮村亜理、PECO

07年8月24日(金)〜9月2日(日)/ザ・スズナリ/http://www.oujakan.jp/
天野天街さんが演出を手がける「少年王者舘」による、1年ぶりとなる待望の新作公演です。今回の脚本は同カンパニーの俳優でもある、虎馬鯨さんによる書き下ろし作品「シフォン」。天野さんは脚色・演出という形で公演に携わるほか、出演者としても今回は名を連ねています。
名古屋⇒大阪⇒東京と行ってきたツアーは、9月2日(日)のスズナリ公演で幕を閉じます。この世界観を味わったことがない方でご興味をお持ちの方に、特にオススメしたいと思いました。

何物にも変えがたい「少年王者舘」の世界が劇場に存在していました。重層的な構造を持ち合わせる物語、言葉遊びのように紡がれる言葉、まるでマジックやイリュージョンのような演出効果・・・。何度も何度も良い意味で煙に巻かれて、緻密な計算に裏付けされたテクニックの巧妙さには本当に唸りました。今回も非常に面白かったです。
永遠と繰り返される「循環」がキーワードになったような作品で、天野作品の見所でもある「リプレイ」の演出が際立っていました。まるで走馬灯のように何度も巡回する世界、しかし次第に何かが相違していき、気が付くと全く別の世界にトリップしています。
機械的な独特な動きが印象的な夕沈さん振付によるダンス、舞台美術や役者さんとが一体化して異次元に誘ってくれる素晴らしい映像効果。絶妙なタイミングやポイントを確実に抑えつつ、ひたすら疾走していく1時間30分弱の、刺激的な白昼夢のような舞台にすっかり陶酔できました。
少年王者舘一年ぶりのツアーです。
虎馬鯨の書き下ろす新作を、天野天街が演出します。
どうぞご期待下さい!−−−−−WEB「ザ・スズナリ」より