「Keykunうちのポリタンク使いなよ」とオイラの駐車場の前の農家から電話。
毎日汗を流しながらさくら草に水遣りをするオイラの姿に同情してくれたらしい。
とにかく鉢の渇きが早い。
さくら草には寒冷紗がかけてあるのだがこのところの猛暑続き・・・頼りにしていた夕立もない。
今年の春・・・オイラの家の駐車場に引っ越したさくら草にとっては初めての夏。
今までの畑の土と違って駐車場はかなりの暑さだ。
水遣りを怠ると来年の新芽の発育に支障が起こるに違いない。
朝4時に起床して水やりをすることもあれば・・・夕方近くのこともある。
夕方といってもとにかく暑い。
オイラの家から駐車場までは距離にして約50メートル。
前の車道を横断しなければ行けない。
車の交通も時間によってはかなり激しい。
一輪車にジョウロ(10リットル)を二つ乗せて駐車場まで運ぶ。
水遣りには1時間以上・・・時には2時間かかってしまう。
毎日のことなので近所の人たちはどこからかオイラの作業を見ているらしい。
道下の奥さんが気の毒がって家の水道を使ってもいいよと声をかけてくれた。
駐車場の隣の地主さんがうちの外にある水道を使えと言ってくれた。
でも水遣りは一年を通しての作業・・・ご近所に甘えるわけにはいかない。
あまり交流のない駐車場前の農家のご主人から電話があったのはそんな時だった。
20リットルのポリタンクを2個貸してくれた。
40リットルを一度に運べば半分の時間で済むことになる。
家と駐車場を4回往復するくらいで水遣りが完了する。
ありがたかった。
いままで挨拶程度のお付き合いしかない農家のご主人・・・「助かってます」とイラが言うと笑顔がしわの中に埋まった。
オイラの隣近所は素晴らしい人たちが住んでいる。
100歳過ぎて行方不明なんて事件は絶対にありえない.
「地域力」を感じた朝だった。

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