永六輔のラジオ番組を聴くまで「埴生の宿」は羽生市にある家のことだとずっと思いこんでいた。
「埴生」とは土で作った家のことだと永六輔さん。
そんな家でも花は主・・・鳥は友・・・自然に囲まれた自分の家を讃える歌なのだという。
♪埴生の宿は わが宿
玉のよそおい うらやまじ
のどかなりや 春の空
花はあるじ 鳥は友
お〜我が宿よ たのしとも たのもしや♪
オイラの散歩コースの途中にある荒壁の建物・・・農家の納屋のように見える。
歩きながらこの家を見るたびに「のどかなりや春の空 花はあるじ 鳥は友〜♪」と口ずさむ。
「埴生の宿」は中学のとき音楽の時間にピアノにあわせて歌った懐かしい曲。
オイラは何故かこの唱歌が好きだった。
担任だった音楽の先生の名前は「なきべそ」先生・・・もちろん生徒がつけたニックネームだ。
授業は先生のピアノ演奏に合わせて三曲ほど歌うことから始まった。
校庭にいても教室にいてもいつもピアノと歌声が響いていた。
あのピアノの音と歌声・・・思い出すだけで胸が苦しくなった来てしまうほど懐かしがこみ上げてくる。
「なきべそ」先生の訃報を聞いてからしばらく経つ・・・同級会の折にはみんなで墓参りができたらと思う。
墓前で「埴生の宿」を合唱できたらいいのだが・・・

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