らんちゅうとメダカのヒーターを切るためにベランダへ出てぎょっとした。
猫が・・・それも大きな猫がランチュウの水槽の横に隠れているのだ。
シマシマの太い尻尾が見える。
オイラの家のベランダを走り抜けるのをたびたび見かける猫のようだ。
「こらこら」と言いながら両手で「パチン!!」としてもピクリとも動かない。
恐る恐る近づいてみると息をしていないようだ。
車にはねられたのだろうか猫にしては大きな身体が汚れている。
「え〜!!どうしよう」といいながらオイラはその場に立ちつくした。
どこの家の猫だろう・・・考えたが飼い主は思いつかない。
埋葬するにもオイラの家の庭には適当な場所はない。
まさか隣の畑に無断で埋めるわけにもいかない。
話したところで断られるに決まっている。
悩んだ挙句・・・9時になるのを待って市役所に電話をしてみた。
事情を話すとビニール袋で包み段ボール箱に入れて環境衛生センターへ持っていけば預かってくれるという。
環境衛生センターに行くと親切に対応してくれた。
鉄格子の安置所・・・隣にはお地蔵様。
オイラにとっては縁もゆかりもない猫だがこれも何かの縁・・・手を合わせてその場を去った。
これでよかったのだろうか・・・
ちょっぴり心が揺れる朝の騒動でした。

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