アヤメ平への道は興奮の連続・・・振り向けば残雪の至仏山・・・前方には雄大な燧ヶ岳。
草原にはワタスゲが夢のようにちりばめられ・・・
足元にはチンブルマやタテヤマリンドウなどの花が咲き乱れている。
「先を急ぎましょう・・・」とshinさん。
三人は撮影に夢中・・・木道にはいつくばって動こうとしない。
あきれ顔のshinさん・・・

燧ヶ岳を望む
快適なアヤメ平までの道を過ぎると・・・やがて前方に小屋の屋根が見えてきた。
「あれが富士見小屋です」とshinさん。
小屋で食べた温かい豚汁・・・冷えたビールが忘れられない。
Shinさんはとにかく顔が広い。
小屋の前で友人のJさんと出あってなにやら談笑している。
Jさんに連れられて撮影に行くことに・・・
何を撮影するのかも知らされずにただ後をついてゆく・・・
どこをどのように歩いたのか記憶にないが登山道を外れてしばらく歩く。
「これがキヌガサソウだ」とJさん。
「え〜これが・・・幻の・・・」
キヌガサソウの撮影は興奮状態・・・尾瀬をホームグランドとするshinさんでさえ見たことがないという花。
ここはまさに秘密の花園・・・
尾瀬は初心者に近いオイラ達・・・なんという幸運なのだ。

幻の花・・・キヌガサソウ
食事とキヌガサソウに元気をもらったオイラ達はいよいよ尾瀬ヶ原へ向かうことに・・・
サンカヨウ・・・ミツバオウレン・・・タケシマラン・・・Shinさんに花の名前を教えてもらうが・・・なかなか覚えられない。
1時間ほど下ると前方にあこがれの尾瀬ヶ原が広がっているのが見えてきた。
「わあ〜尾瀬ヶ原だ」思わず歓声が上がる。

ワタスゲの道
木道の上をたくさんの人たちが行き来しているのが見える。
ワタスゲが白い点描のようにどこまでも続いて美しい。
足元のニッコウキスゲはまだ蕾・・・ヒメシャクナゲの小さな花がかわいい。
竜宮小屋はたくさんの人がベンチなどで休憩していてとても賑やか・・・
オイラ達は小屋から少しはなれてところでザックを下ろして休憩。
「keykunさんですか・・・」と突然うしろから声がかかった。
振り向くと若い女性がにこやかに木道の上に立っているではないか・・・
つづく

花火のごとく