和田小屋の前・・・マイズルソウが露に濡れて群生している。
露に濡れた花は美しい・・・これを逃す手はない。
すばやく(?)レンズをマクロに切り替える。
シャッターを・・・あれ!!押せない!!
画面にはエラーの表示が・・・故障!!・・・あわてるオイラ・・・頭の中は真っ白。
先週の尾瀬に続いて今週は「苗場山」。
苗場山はオイラが昨年からあこがれていた山。
金曜日の夜8時・・・秩父を出発。

苗場山
「苗場山ってどんな山なの・・・」といつも通り呑気なオイラ。
「そっすね・・・登り4時間30分・・・下り3時間くらいっすかね〜・・・まあ〜北岳と同じレベルかな〜」とクロちゃん。
「北岳〜!!・・・あの日本で二番目に高い山〜!!そんなの聞いてないよ」と口をとんがらせてももうあとの祭り。
苗場スキー場を過ぎると・・・ナビが空を飛んでいる。
真っ暗な山道は対向車があったらすれ違いに困るほどの細い道・・・前方は真っ暗。
恐怖心と緊張・・・前方を見つめて無言の二人。
PM10時40分・・・苗場山登山道入り口の町営駐車場に到着。
尾瀬の教訓を活かして今日は車の横にテント泊・・・
その前に真夜中の宴・・・これがなくては到底眠れない。
焼肉・・・刺身・・・ビールに焼酎・・・空を見上げれば満天の星。

登山道
少し眠ったかなと思うころ・・・車のエンジン音。
駐車場に入った様子だが何時までたってもエンジンを切らない。
ゴオ〜ゴオ〜ブルブルブル・・・エンジン音が小さくなったと思うと・・・再びゴオ〜ブルブルブルとエンジン音が高くなる・・・まるで車が呼吸をしているようでとにかくうるさい。
時計を見ればAM1時30分・・・余りにも非常識。
サスガのクロちゃんも起きだして車に近づきエンジンを止めてもらう。
一度眼が覚めるとなかなか寝付けない。

イワカガミ
AM4時・・・テントの前をザックザックと歩く音。
テントから出てみるといつの間にか数台の車が・・・すでに出発したのか車には誰もいない。
AM5時・・・予定より早くテントを撤収して登山開始。
空は青空・・・う〜んいい感じ・・・期待できそう。

お見送り
和田小屋までは20分の舗装道路・・・スキー場のリフトが数本山頂に向かって伸びている。
草原の中に咲く花も露に濡れてしっとり・・・まず手始めに・・・
何故なんだ・・・シャッターが動かない。
レンズ交換を数度やり直しても故障は直らない・・・jeep師匠の顔が浮かぶ。
「10分のロスです・・・急ぎましょう!!」クロちゃんは冷たい。
すっかり気落ちして・・・無言のままの登山が始まった。