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2017/12/31

2017年12月の読書  

12月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:4316
ナイス数:507

ちびドラゴンのおくりものちびドラゴンのおくりもの感想
書店横断フェア“#はじめての海外文学 vol.3”,子ども向け部門の1冊。いろんなことに自信が持てずに「でぶソーセージ!」とからかわれるいじめられっ子のハンノーと,つばさが小さすぎてとべず、あたまもひとつしかないためにドラゴンの学校でバカにされ、地のそこにあるドラゴンの国をとびだしてきてしまったちびドラゴンの奇妙な共同生活を描いたドイツの児童文学。私もちびドラゴンに会いたいなあ!
読了日:12月02日 著者:イリーナ コルシュノフ


夜の光に追われて (津島佑子コレクション)夜の光に追われて (津島佑子コレクション)感想
『津島佑子コレクション』第2巻は、まるまる1冊、1987年に発表され、第38回読売文学賞を受賞した『夜の光に追われて』に当てられている。語り手である「私」は作家で、既婚男性との間に男の子どもをもうけたが、その子は9歳で突然亡くなってしまったため、その死を悼み、孤独と喪失感にさいなまれている。そんな「私」が千年の昔に書かれた『夜の寝覚め』の作者に宛てて手紙を書くことから物語は始まる。読み終えたとき、作家が物語の書く意味を自らに問い続けるように、読者もまた読むことの意味を問い続けているのだと気づいた。

読了日:12月04日 著者:津島 佑子


犯罪は老人のたしなみ (創元推理文庫)犯罪は老人のたしなみ (創元推理文庫)感想
老人ホームの経営者が変わってからというもの日ごとに居心地が悪くなり、途方に暮れた面々は、ある日TVでみかけた刑務所の様子が気に入って、ムショ暮らしを夢見るようになった?!スウェーデン発のアットホームなミステリかとおもいきや、いかに犯罪をやりとげるかという少々物騒なコメディタッチの犯罪小説だった!シリーズ第1作ということでキャラ立ちのためのエピソードも多く、少々長くなりすぎだという感じはしたが、とりわけ犯罪を成し遂げるにはまず体力が必要と筋力トレーニングをはじめるなど序盤の展開が楽しい。
読了日:12月06日 著者:カタリーナ・インゲルマン=スンドベリ


わたしだけのものがたりわたしだけのものがたり感想
カラフルで 大胆でで 美しい ザガレンスキーの絵をたっぷりとたのしめる大型絵本。ただひとつ、気になったこと。
最後の2行はいらなかったかな……時にはあえて言葉を使わないほうが伝えられることってあるような気がします。

読了日:12月07日 著者:パメラ ザガレンスキー


老人犯罪団の逆襲 (創元推理文庫)老人犯罪団の逆襲 (創元推理文庫)感想
書評サイト本が好き!を通じての頂き物。シリーズ第2弾。高飛びを決め込んでいた平均年齢80歳のあの面々が再びスウェーデンに帰ってきたのは、世のため、人のため、犯罪のためだった?!いやーこのお年寄りたちについて行くには読者も体力トレーニングが必要みたい?!コメディタッチではあるけれど,政治家や役人の不正資金疑惑や資金洗浄問題、
薬物やみかじめ料集めなど反社会的な行動を繰り返す若者達のグループから各種ネット犯罪、高齢者の介護問題や高齢者の恋愛問題まで“義賊”をきどる老人たちが直面する問題は山積みだから!
読了日:12月08日 著者:カタリーナ・インゲルマン=スンドベリ


ぺちゃんこスタンレーぺちゃんこスタンレー感想
書店横断フェア「はじめての海外文学vol.3」の子ども向け部門推薦本ということで手にした1冊。なんたる偶然?!その昔、旅先で出会った女の子が持っていた“Flat Stanley”の正体を初めて知ったわ!
読了日:12月09日 著者:ジェフ ブラウン


書物の宮殿書物の宮殿感想
くだけた紹介をするならば、フランス版のちょっと高尚な『バーナード嬢曰く。』とでもいうところ。絵も会話もないけれど、本が直接、作品や作家についてのあれこれを縦横無尽に読者に向けて語りかけてくるかのよう。読みたい本が積み上がるのもお約束。ずっと手元に置いておきたい1冊。
読了日:12月11日 著者:ロジェ・グルニエ


長くつ下のピッピ (岩波少年文庫 (014))長くつ下のピッピ (岩波少年文庫 (014))感想
書店横断フェア「はじめての海外文学」の子ども向け部門の1冊だということで、○十年ぶりに読んでみた。すごく懐かしかったけれど、同時に新たな発見も!リンドグレーン、やっぱりすごいな。
読了日:12月12日 著者:アストリッド・リンドグレーン


中世の城日誌―少年トビアス、小姓になる (大型絵本)中世の城日誌―少年トビアス、小姓になる (大型絵本)感想
舞台は13世紀のイギリス。伯父の城で住み込みの小姓として修行をすることになった11歳の少年トビアスは、 家を出るときに母と交わした約束を守ろうとお城での生活を日記に綴る。城のようす、そこで働く人々の営み、毎日の日課、さまざまな行事、季節の移り変わりなどが見開きのページいっぱいに描かれた絵と共にトビアス少年の目を通して、生き生きと綴られていく。「絵本」だと侮るなかれ、これはかなりの読み応え。この1冊でも十分楽しめるが、同時代の物語をより楽しむためのテキストとしてもなかなか参考になる1冊だった。

読了日:12月14日 著者:リチャード・プラット


ニューヨークの妖精物語 (フェアリーテイル) (創元推理文庫)ニューヨークの妖精物語 (フェアリーテイル) (創元推理文庫)感想
同じ著者の人気シリーズ魔法製作所のシリーズのような、ロマンチックな甘味は少ないが、“妖精に御礼を言ってはいけない” “妖精界の食べものを口にしてはいけない”といった
妖精とつきあう際の「常識」をはじめ、ファンタジー要素がたっぷり。その一方で終始なかなかシビアな“現実”を描いていて心理劇とスリルがしっかり味わえる大人の味付け。三部作の第一作ではあるが起承転結がはっきりした構成なので、長編のとっかかりだけを提供されて、あとはお預け!とじらされることもなく、この1冊だけでも十分に楽しむことができる構成だ。
読了日:12月16日 著者:シャンナ・スウェンドソン


死体展覧会 (エクス・リブリス)死体展覧会 (エクス・リブリス)感想
14作品を収録したイラク人作家による短篇集。元はアラビア語で書かれた物語ではあるが諸処の事情により、米語からの重訳だ。10ページにも満たない作品がいくつもあるが、いずれの作品にも暴力的な死の影がつきまとう。人を殺し、その死体をいかに芸術的に展示するかを追求する謎の集団の幹部が、新入りエージェントにあれこれと説明をする巻頭表題作「死体展覧会」のインパクトは強烈。決して読みにくくはないのだが、隅々まで味わい尽くすには私にはまだいろいろなものが足りないのかもしれないと思わせられる物語たちでもあった。

読了日:12月18日 著者:ハサン・ブラーシム


女王のジレンマ (フェアリーテイル) (創元推理文庫)女王のジレンマ (フェアリーテイル) (創元推理文庫)感想
書評サイト本が好き!を通じての頂き物。フェアリーテイル三部作の第2弾。張り巡らされた伏線がかなりわかりやすく、うっすらと先が読めてしまうのが難点といえば難点ではあるが、元々“眠りの魔法を解くには愛情のこもったキスが有効”等々、妖精や魔法の物語には“決まりごと”があるのもまたお約束なのでこの分かりやすさはさほどマイナスにはならない。前作につづき今回もなかなか賑やかで、とりわけ妖精界の場面描写が細やかなので、それぞれのシーンを想像しながら読むのが楽しい作品にもなっている。
読了日:12月19日 著者:シャンナ・スウェンドソン


源氏物語 上 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集04)源氏物語 上 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集04)感想
上巻を斜め読みした印象にすぎないがやけに淡々としていて勢いがない。与謝野のほど情熱的ではなく、谷崎のような艶やかさもなく、円地のようななまめかしさも、林望ほどの明快さもない。もちろん今をときめく人気作家が現代語訳に挑戦したことで、読者の裾野が大きく広がることは疑う余地がなく、それだけでも大きな功績であると思いはするが。文芸作品の場合、外語翻訳にしろ現代語訳にしろ、こなれた訳文以上に作品に対する訳者の思い入れが読者に届くかどうかが読後感を左右するのでは……と思ってしまう私は、古いタイプの読者なのかも。
読了日:12月21日 著者:


クリスマスとよばれた男の子クリスマスとよばれた男の子感想
てっきり北欧発の物語なのかと思っていたのだが、作者も挿絵を担当した画家もイギリス人とのこと。世界各国の様々なサンタクロース伝説を取り入れて、サンタクロース誕生秘話を語るとともに、主人公のニコラス少年の成長をも語りあげる。ちょっぴり不気味ではあるが、ユーモアたっぷりのふんだんな挿絵とともにやまねこ翻訳クラブの杉本詠美さんによる読みやすくリズムカルな文体が、児童文学としては少し長めの300ページほどのボリュームを一気に読ませる。既に映画化も決定しているというのもうなずける、勢いのある冒険譚。
読了日:12月24日 著者:マット ヘイグ


クリスマスを救った女の子クリスマスを救った女の子感想
原題は“The Girl Who Saved Christmas” 『クリスマスとよばれた男の子』の続編だ。世界中の子どもたちに一夜のうちにプレゼントを配って回るサンタクロースも楽じゃない!次から次へと事件が起きるし、エルフにピクシー、トロルに、いい人間に悪い人間、はてはディケンズやヴィクトリア女王まで登場するまさにクリスマスにふさわしい賑やかな物語。前作同様、ちょっぴり不気味ではあるがユーモアたっぷりのふんだんな挿絵とともにやまねこ翻訳クラブの杉本詠美さんによる読みやすくリズムカルな文体が楽しい1冊。

読了日:12月25日 著者:マット ヘイグ


文學界2017年11月号文學界2017年11月号感想
お目当ては「特集:世界から見た日本文学」。
中でも水村美苗へのインタビュー“「日本語文学」は亡びるか”と、都甲幸治の“村上春樹以後ーーアメリカにおける現代日本文学”が興味深かった。
読了日:12月26日 著者:

読書メーター



2017/12/1

2017年11月の読書  

11月の読書メーター
読んだ本の数:30
読んだページ数:5705
ナイス数:713

きょうは、おおかみきょうは、おおかみ感想
すごく好き。前々から気になっていた絵本だ。なぜってこの本に出てくるバージニアは、“woolf”の“o”がぬけおちてオオカミになってしまったのだときいていたから。そうこれはバージニア・ウルフと彼女の姉で画家のバネッサ・ベルへのオマージュ作品。けれども、この本を読み終えたとき、わたしが一番に思い浮かべたのは、バージニア・ウルフのことでもバネッサ・ベルのことでも、ブルームズベリー・グループの面々のことでもなく、今では滅多に会うことのない“お姉ちゃん”のことだった。
読了日:11月01日 著者:キョウ・マクレア


世界の名画を読み解く (みつけた!名画の楽しみ方と描き方)世界の名画を読み解く (みつけた!名画の楽しみ方と描き方)感想
やまねこ翻訳クラブの佐藤淑子さんが翻訳を担当されているということで手にした本。ダ・ヴィンチ、モネ、フェルメール、北斎等々、世界中から集められた34人の高名な画家の有名な作品をあげて、より詳しく楽しく丁寧に鑑賞するポイントを紹介する大判の絵本。こども向けとあなどるなかれ、なかなかの見応え&読み応え。
読了日:11月03日 著者:ロージー ディキンズ


ぼくと象のものがたり (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子どもたち)ぼくと象のものがたり (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子どもたち)感想
やまねこ翻訳クラブ会員の若林千鶴さんの翻訳本。10歳の少年ハスティンは、家族の窮状を救うため、サーカスの象の世話係として働くことを決意する。だが彼に最初にあたえられたのは、毎日ジャングルにしかけられた罠に象がかかっているかどうかを確認しに行く仕事だった。原題は“CHAINED”鎖につながれたのは子象のナンディタだけではない。逃げだそうにも逃げることができず、過酷な不法就労を強いられている少年ハスティンもまた、目に見えない鎖につながれていた。
読了日:11月04日 著者:リン ケリー


歴史教科書の日米欧比較: 食料難、移民、原爆投下の記述がなぜこれほど違うのか歴史教科書の日米欧比較: 食料難、移民、原爆投下の記述がなぜこれほど違うのか感想
読友さんに紹介いただいた本。“歴史認識”の問題にも各国の教科書の比較にも興味があったので手に取ってみた。内容は予想以上に多岐に渡っており、戦中・戦後の食料難と近代の移民を主な切り口に、日本とドイツ、イギリス、アメリカ等で実際に使われている高校の歴史教科書の記述の比較が試みられている。非常に勉強になったが内容を消化できたとは言い難く、派生本に手を伸ばしながら折に触れ読み返してみたいとおもう。
読了日:11月05日 著者:薄井 寛


キリエルキリエル感想
とにかくもううんざりだ!おれなんかいなくたって誰も困りはしないし、誰も気づきもしないかも。地獄の仕事でメンタル面に支障をきたした堕天使が、神の目を盗んで人間社会にもぐり込む。なんとまあこれ、堕天使青春日記なんだな!
読了日:11月06日 著者:A.M. ジェンキンス


夢見るキスの続き (ベルベット文庫)夢見るキスの続き (ベルベット文庫)感想
やまねこ翻訳クラブ結成20周年記念読書会に参加すべく、せっかくの機会だからと普段は読まないジャンルの本に手を伸ばしてみた。“ヒストリカル・ロマンス”というらしいのだが……これは!!!やばいな。禁断の扉を開けてしまったようで…はまりましたww
読了日:11月08日 著者:テッサ デア


くまのオットーとえほんのおうちくまのオットーとえほんのおうち感想
かわいい。
読了日:11月08日 著者:ケイティ クレミンソン


夢と幽霊の書夢と幽霊の書感想
よくもまあこんなに沢山集めたなあ〜というのが率直な感想。一見たわいなさそうな不思議な夢からはじまって、予知夢かという夢が現れ、そうかと思えば水晶玉にうつるあれこれ、切っても切れない幽霊と幽霊屋敷の関係や幽霊にもあるお国柄など、少々気味は悪くはあるけれど、歴史や民俗学的な観点からも興味深い…とはいえこの本は、一気に読むというよりは夜ごと少しずつ読み進めて、ぞくっとしながら床につくとか、折々に思い出しては拾い読みをする…といった読み方が良さそうな本でもある。
読了日:11月09日 著者:アンドルー・ラング


思い出す事など思い出す事など感想
アンドルー・ラング『夢と幽霊の書』からの派生読書。患っていた胃潰瘍を悪化させた漱石は、療養先の伊豆修善寺で大量の吐血をし、意識を失って危篤状態におちいった。一命を取り留めた後、自分が危篤状態にあった間に亡くなってしまった親しい人の話や、本を持ち続けるのも容易ではない状態で読んだ本の話などを俳句や漢詩を交えながら書き記す。
読了日:11月10日 著者:夏目 漱石


フラワー・ベイビー (児童図書館・文学の部屋)フラワー・ベイビー (児童図書館・文学の部屋)感想
書店横断フェア“はじめての海外文学 vol.3”の選書リストに、見知らぬ本を見つけたので読んでみたのだが、これがもうすごく良かった!ジャンルとしては児童文学なのだろうが、誰かの子どもであるあなたにはもちろん、誰かを育てたことのあるあなた、これから親になるかもしれないあなたや、子育てとは無縁だけれどどこかの赤ん坊の声がうるさいと苛ついたことのあるあなたにもお薦め?!
読了日:11月11日 著者:アン ファイン


琴のそら音琴のそら音感想
ラング『夢と幽霊の書』からの派生読書。あの漱石が“ホラー風味のラブコメディ”を書いていたとはね!!
読了日:11月12日 著者:夏目 漱石


穢れた風 (創元推理文庫)穢れた風 (創元推理文庫)感想
シリーズ第5弾。今回は風力発電が絡む事件、途中ちょっと風呂敷を広げすぎでは…と心配になるが、そこはそれ、社会問題を取り上げながらも、事件よりも登場人物…とりわけ、主役の二人のあれこれにスポットをあてて展開する手法にブレはない。それにしても、今回のオリヴァーはひどすぎた。ハンサムで上品で腕利きという「理想の上司」のはずなのに、めっぽう女性に弱く、部下であるピアに情けない姿をさらす羽目になるというのはシリーズのお約束でもあるのだが……。事件よりもオリヴァーのこの先が気になる…。
読了日:11月13日 著者:ネレ・ノイハウス


シャングリラをあとにしてシャングリラをあとにして感想
正直にいうとタイトルにも装丁にもさほど惹かれはしなかったのだが、やまねこ翻訳クラブの永瀬比奈さんの訳書だと気づいて手にした本だった。けれどもこれが予想をはるかに超えた面白さで、声を大にして叫びたくなった。いやもうこれは、ロウジンスキーには必読書でしょ!! 親と子、祖父と孫という家族の絆をとりもどす再生の物語であることはいうまでもなく、いじめの問題や、介護の問題、さらには戦争の歴史までしっかりと社会に根を下ろしたストーリーは読み応え十分だった。
読了日:11月14日 著者:マイケル モーパーゴ


職業としての小説家 (Switch library)職業としての小説家 (Switch library)感想
私にも読めたハルキ本として記録しておこう。
読了日:11月15日 著者:村上春樹
絞首台の謎【新訳版】 (創元推理文庫)絞首台の謎【新訳版】 (創元推理文庫)感想
書評サイト本が好き!を通じての頂き物。もっともこれは、いただかなくても絶対読もうと決めていたバンコランものだ!今回の舞台はロンドン。霧のロンドンと怪奇趣味はよく似合うが、それ以上にアンリ・バンコランにはおどろおどろしさがよく似合う。事件解決など二の次でいつまでも眺めていたくなってしまう格好良さもお約束!!惚れ惚れ!!
読了日:11月15日 著者:ジョン・ディクスン・カー


バーナード嬢曰く。 3 (IDコミックス REXコミックス)バーナード嬢曰く。 3 (IDコミックス REXコミックス)感想
巻を重ねる毎にマニア度が増すこのシリーズ。彼らの行き着く先はどこなのか、知りたいような知りたくないような……w
読了日:11月17日 著者:施川ユウキ


おばけやしきなんてこわくないおばけやしきなんてこわくない感想
やまねこ翻訳クラブのよしいかずみさんの訳本ということで読んでみた。いやいやこの絵、結構怖くないかしら?w小さなお友達といっしょに読みたい、そんな絵本。
読了日:11月18日 著者:ローリー フリードマン


ぼくのおじいちゃんぼくのおじいちゃん感想
やまねこ翻訳クラブのよしいかずみさんの訳本。おじいちゃんっ子の私としては外せないかな…と読んでみました。としをとるとさびしくなったり、がんこになったり、いろんなことをわすれてしまったり、いろんなことがわからなくなったりもするけれど…でもね!おじいちゃん大好きだよ!ってやさしいきもちになれる絵本でした。
読了日:11月18日 著者:マルタ アルテス


レスター先生の生徒たちレスター先生の生徒たち感想
『シェイクスピア物語』のメアリー・ラムとチャールズ・ラムという姉弟の著作で出版社が“未知谷”、訳者がやまねこ翻訳クラブの牛原眞弓さんだということで手にした本。およそ200年ほど前に書かれた物語ですから少し古めかしいところはありますが、それでも、両親への思い、友への思いだけでなく、うぬぼれや高慢や嫉妬や罪悪感など良いことも悪いことも健気にうちあける少女たちの姿をほほえましく思い、やさしく丁寧に描かれている様をみると心が和みます。装丁がとてもかわいらしく本棚の奥にしまい込むよりも飾っておきたくなる一冊です。
読了日:11月19日 著者:チャールズ ラム,メアリー ラム


こらっ、どろぼう!こらっ、どろぼう!感想
だれか、マックスにおしえてあげてよ!!(やまねこ翻訳クラブ創立20周年読書会)
読了日:11月20日 著者:ヘザー・テカヴェク


タタール人の砂漠 (岩波文庫)タタール人の砂漠 (岩波文庫)感想
なにも起こらないのに、無駄な文章が一つもないこの美しい小説は、なにも成し遂げることがなかったドローゴの人生にもまた、無駄なものなどなに一つなかったのだと思わせてくれる。
読了日:11月20日 著者:ブッツァーティ


300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート感想
原題は“A FINE DESSERT”というのだそうですが、この邦題に思わず釣られましたwいったいどんなおいしいデザートがでてくるのかしら?と、ワクワクしながらページをめくると同じレシピの100年ごとの変遷が。時代によって材料の入手方法も、調理器具も、台所の様子も、家族のあり方も変わっていく様子が手に取るようにわかるのは絵本ならでは。素敵なレシピと共にあらためて絵本の良さを教えてもらいました。
読了日:11月21日 著者:エミリー・ジェンキンス


船を見にいく船を見にいく感想
原書はイタリアの絵本だというのに、なぜだか妙に懐かしいような……と思ったら、この表紙の絵、カッサンドルの「ノルマンディー号」へのオマージュだった!おおっ!と感心しながら読み進めると、これがね。中味もすごくいい!きじとら出版の絵本、買い占めたくなってきた!
読了日:11月22日 著者:アントニオ・コック


ジャガーとのやくそくジャガーとのやくそく感想
翻訳はやまねこ翻訳クラブの美馬しょうこさん。世界で初めてジャガーの保護区をつくった動物学者自然保護活動家、アラン・ラビノヴィッツ氏が、自らの体験を元に書いたという物語が、カティア・チエンの美しい絵と共に吃音に悩んだ少年時代のつらさや、克服するための努力と勇気、そして子どもの頃に築いた動物たちとの絆を描き出すノンフィクション絵本。
読了日:11月23日 著者:アラン ラビノヴィッツ


ジャングルの国のアリスジャングルの国のアリス感想
100年前のアフリカに5歳の女の子を連れた一行が?!それだけでもうびっくりなのに、一行を率いるのは画期的な剥製技術を編み出したあのエイクリーで、写真入りで登場する5歳の女の子はSF作家ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアだっていうんだから驚きだ。いやしかし実をいうと私、『たったひとつの冴えたやりかた』未だに積んだままなんだよね…。
読了日:11月24日 著者:メアリー・ヘイスティングズ ブラッドリー


ノエル先生としあわせのクーポンノエル先生としあわせのクーポン感想
書店横断フェア“はじめての海外文学vol.3”の1冊。、小学校の最終学年(フランスでは5年生だそう)の教室に現れたのは、しわくちゃで、丸太みたいにでっぷりしていて、くしゃくしゃで真っ白な髪をしたおじいちゃん先生だった。がっかりしている生徒たちに、先生が配ったのはクーポン券。「ねぼうする券」「学校を一日サボる券」「ちこくする券」「授業中におどる券」うそをつく券」なんていうのもあった!明るいトーンの賑やかなお話なのだけれど、予定調和とはいかないシビアなラストには驚いた!

読了日:11月25日 著者:シュジー・モルゲンステルン (作)


嘘の木嘘の木感想
「嘘を養分に生長し、その実を食すと真実がわかる」という植物を軸に、嘘と真実、科学と信仰のあいだで苦しむ人々の物語は、少女探偵が活躍するミステリであると同時に、サスペンスでもあり、ファンタジーでもあり、さらには親子の物語であると同時にジェンダーの物語でもあるこの作品。控えめに言っても今年読んだ新刊海外文学の中で1,2を争うお気に入り!
読了日:11月27日 著者:フランシス・ハーディング


アイリーンといっしょにアイリーンといっしょに感想
「こんにちは、あなたのママはどこにいるの?私のお人形とお話ししてみたい?」想像してみて欲しい。あなたが年頃の男の子だとしよう。GFの家を訪ねて自分とさほど歳の変わらない少女から人形と話をするように促されたら?この本の著者であるテレルは、知的障がいをもった妹のアイリーンが唐突に繰り出すこの質問に、当たり前のように応じられる男の子を有望なデートの相手だと考えた。もちろん葛藤がなかったわけではない。けれども彼女も家族もアイリーンとともに手を携えて生きてきた。この本はそんな姉の立場から綴られたノンフィクションだ。
読了日:11月28日 著者:テレル・ハリス ドゥーガン


竹取物語 (角川文庫)竹取物語 (角川文庫)感想
ご存じ「かぐや姫」の物語。 星新一による現代語訳だ。ただ単に現代語になおしただけではつまらないし、なまじ現代でもつうじそうな用語には、迷わされやすい。というわけで星は、訳文の合間に「ちょっと、ひと息」とあれこれ話題をふることにしたようだ。これがなかなか面白い。巻末には原文も掲載されていて、これ一冊で読み比べもできるというすぐれものなのだ。
読了日:11月29日 著者:


真夜中の北京真夜中の北京感想
1937年1月8日、まだ夜が明けぬ北京の街で、若い女性の惨殺死体が発見された実在の迷宮入り事件を追ったこの物語は、スリリングなミステリであると同時に、孤独な少女と彼女の父の物語であり、さらにはエキゾチックな雰囲気を携えた戦争前夜の北京の物語でもある。2ヶ月にわたって開催してきたやまねこ翻訳クラブ20周年記念読書会の最後を飾るにふさわしい骨太の作品だった。
読了日:11月30日 著者:ポール フレンチ

読書メーター



2017/11/29

つぶやき記録  日々の暮らし




2017/11/20

つぶやき記録  動物・野鳥






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