現在京都では「京町家作事組」「京町家友の会」「京町家情報センター」の4つの市民活動組織で構成する『京町家ネット』のネットワークの取組み
→・お互いを有機的に支え合って、理念の実践を深化
・兄弟ネットワークの推進によって活動が市民社会に根付いていくという 新しい組織形態
→今後は、きわめて難しい課題ですが、改修工事基金の設立やコミュニティーバンクによる改修資金金融支援の組織を立ち上げることによって、この兄弟ネットワークは更に強化充実されることでしょう。
市民活動におけるネットワークの構築には、地域における他のまちづくり市民組織との連携も重要
・「古材バンクの会」「関西木造住文化研究会」「町家倶楽部」等とのネットワーク→成果をあげるに至っていないのが現状
・↑第三セクターの「京都市景観・まちづくりセンター」や職能団体である「京都府建築士会」「京都府建築工業協同組合」の中で京町家再生に関心の深い会員、組合員の皆さんを含めて、努力を惜しむことなく機会を見つけて協働の試みを続けていかなければなりません。
全国レベルでの連携
・会では、法人化を契機に活動の幅を一層広げ、志を共有する全国の仲間との協働を目指して、この4月から『全国町並み保存連盟』(本年6月には特定非営利活動法人になります)に加盟
*『全国町並み保存連盟』は、伝統的な町並みの保存・活用や歴史を生かしたまちづくりに取組んでいる全国の住民団体と支援する個人会員で構成される市民活動団体。1974年に「妻籠を愛する会」「今井町を保存する会」「有松まちづくりの会」が集まって誕生しました。住民運動の最初の全国組織として創立以来30年を迎えますが、町並みの保存・活用を通じた独自の文化運動を続けています。現在の加盟者数は北は小樽から南は沖縄・竹富島まで70余団体、全国の個人会員400余名で、昨今の社会情勢を反映して会員は増加傾向にあり、その動向が全国から注目されています。
1978年からは、住民が中心となって運営し、研究者や専門家、行政が協力支援する「全国町並みゼミ」を毎年開催し、
1990(平成2)年には「町並みはんなり歴史都市」をテーマに第13回の全国ゼミが京都で行なわれ、全国の仲間が集まりました。私は20年来の個人会員で現在常任理事をしていますが、石本幸良さん(今年設立されたNPO法人「都心界隈まちづくりネット」事務局長)とゼミ実行委員会の事務局を担当しました。
全国の市民活動団体と交流を重ねることによって、「ストックを活かした都市再生」を目指す

0