但馬国府・国分寺館職員が、日々の出来事や館の裏話などを書き綴ります。
2009/11/7
実習も残すところあと1日。あっという間ですね。
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本日は、午前中に土器の復元の続きを、午後から写真撮影と拓本という作業を
させていただいた。
土器の復元は本日で三度目であり、当初より慣れてきていたが、いきなり復元
箇所が割れるなどのハプニングもあり心が折れそうな場面も数多くあった。
しかし、完璧には程遠かったが自分なりに完成したときは大変嬉しかった。
午後からの写真撮影は、私が楽しみにしていた実習の一つであった。絞りや
シャッタースピード、アオリなど数多くの専門的なことを学べ、充実した時間
を過ごすことができた。また、ただ写真を写すことがこんなにも難しいことだ
とは思いもしなかった。拓本もまた、ただただ難しかった。軒丸瓦の文様を写
すときには何枚も紙を破ってしまい、実習生みんなで「これは、むずし!」と
何回も嘆いていた。
明日は最後の実習日だ。最後まで油断せず、しっかりと頑張りたいと思います。
(長崎大学教育学部4年 立川尚己)
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今日の午前中は、復元作業の続き。
本当は実習期間中に復元→着色をして完成!、といきたかったのですが、
残念ながら時間の都合でここで終了。
午後は、写真撮影実習。
最近はどのカメラでも、シャッターを押せばいい写真を撮ることができますよね。
携帯電話のカメラでも、ちゃんとした写真に仕上がりますから。
でも、博物館における写真撮影は違います。
資料をちゃんと見える(=観察できる)写真に仕上げるには、それなりの
知識が必要。写真に関する知識はもちろんのこと、資料そのものに対する知識
も欠かせません。
そんな訳で、まず「何も言わないから、この土器の写真を撮って」と、いきなり
須恵器の集合写真を写してもらいました。
その後、皆の写真を見比べながら、いろいろと説明。
ちゃんと資料の特徴を把握しておかないと、とんでもない写真になってしまいます。
写真は、ただ単にシャッターを押せばいいのではなく、かなり頭を使わなければ
なりません。
最も良い一瞬を写し取る写真。「何が最も良いか」を知らないと元も子もありま
せんよね。
意識して、考えながら写真を撮ると、何気ないスナップ写真もより良いものに
なるでしょう。


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2009/11/2
さてさて、今日から「博物館実習」が始まります。
8月に続き、今年度はこれが2回目。
長崎大学4年生の3人が参加します。
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2日から8日までの一週間、博物館実習でお世話になります。
今日は実習初日ということで、午前中は館内の案内をしていただきました。
教科書でしか見たことがなかった須恵器や土師器、石器などにじかに触れる
ことができ、非常に感動しました。
展示品だけでなく収蔵庫も見せていただき、貴重な品々も見ることができま
した。また、資料の保存の難しさなども学ぶことができました。
午後からは豊岡市内の様々な施設の見学に行かせていただき、保護されてい
るコウノトリや『玄武岩』の命名のもととなった玄武洞などを見ることがで
きました。
写真も撮り、今後中学校や高校での授業に活用していきたいと考えています。
(長崎大学教育学部4年 末吉幸子)
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「授業に活用していきたい」と書いているように、今回の実習生は教育学部
に所属しています。中学校の教員養成コースで、社会科を専攻している学生
さんです。3人とも、九州出身。但馬へ来たのは、みんな初めて。
土地勘がないと歴史を学ぶことは難しいため、今日の午後は豊岡市内をウロ
ウロしました。
コウノトリや玄武洞、日本海の荒波、そして城崎温泉など。
皆初めて見る景色ばかりで、いい経験になってことでしょう。
少しは、豊岡市のことを理解できたでしょうか。
私が最も印象に残ったのは、広い田んぼの中の一本道を走っていたときに、
「わぁー、平野だぁ」という声があがったことです。
…そうです、長崎は坂の町。広い平らな土地は無いそうです。
私にとってはごくありふれた田舎の風景だったのですが、とても意外でした。
やはり、住んでいるところが違うと、感性も大きく変わるのですね。
当たり前のことですが、痛感しました。
これから1週間、頑張りましょうね。
それにしても寒い!皆さん、風邪を引かないように。

豊岡市立コウノトリ文化館にて。

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2009/11/1
もう11月ですよ、皆さん。早いですねぇ。
さて、今日は「ちびっこカーニバル」というイベントに出店していました。
各小学校区の方々を中心に、さまざまな出し物を出店していました。
当館は、恒例となった勾玉作り。毎年大盛況なんです!
今年も、多くの子どもたちに勾玉を作ってもらいました。

写真は、開始早々に撮ったもの。
青空の下、勾玉作りに励む子どもたち・・・なのですが。
お昼前から急に天候が悪化してしまいました(天気予報通りですけど)。
強風のためテントは撤収。
その後パラパラと雨。そして、本降り。
まだ空席待ちをしていた子どもたちもいたのですが、あえなくここで
終了とさせていただきました。
みんなごめんね!
でも、国分寺館では、雨が降っても雪が降っても勾玉作りができますよー。

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2009/10/30
今日は、地元にある小学校の同窓会に参加された方々が来られました。
皆さまの年齢はお聞きしていませんが、卒業してから50年以上は経っ
ていることでしょう。
地元に住んでおられる方、京阪神に住んでおられる方。住む場所はさま
ざまですが、毎年1回は必ず集まっておられるそうです。
うらやましい!
地元の方々が来られた場合、必ず感じることがあります。
それは、とても説明しやすいこと。
土地勘のある地元の皆さまには、細かな地名や建物名などを言っても
すぐに理解していただけるからです。
そして、いろいろな情報を教えていただけるから。
「××川では雨上がりにはようけ土器が拾えるで」
「●●の田んぼではゴロゴロ土器が出てくる」などなど。
この情報がとても役に立つのです!
でも残念なことは、「日高に住んどるけど、初めて来たわ」と言われる
こと。
地元の方に必要と思われないと、当館の存在意義は薄れてしまいます。
何とかしないと。

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