国分寺館職員のひとりごと
2008/8/28
「自由研究」
朝早く、小学生が2人来館。「七重塔について教えてください!」。
話を聞くと、夏休みの自由研究で自分が住んでいる町の歴史を調べている
とのことでした。
あと数日で夏休みは終わるのですが・・・。大丈夫かな?
「七重塔は、20階建てのビルと同じ高さがあるんだよ」
「柱の太さは、1mぐらいあったんだよ」
「完成してから15年ぐらいで、雷が落ちて壊れたんだよ」
「七階建てのように見えるけど、床はなく、吹き抜けなんだよ」
「そもそも、塔はお墓なんだよ」
と、写真や模型を見ながらあれこれとお話しました。
子どもたちは、「へぇ〜」「おぉ〜」「すげぇ〜」。
ここまで純粋に感動してもらうと、こちらも嬉しくなります。
一生懸命メモを取っている姿が、印象的でした。
良い自由研究になるといいね。
投稿者: T.M.
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2008/8/25
「先生のトライやる・第4弾」
夏休み期間中におこなわれていた、「先生のトライやる」。
本日をもって、7名の先生方すべての予定が終わりました。
まずは、今日まで3日間、さまざまな作業をしていただいた中村先生の
ご感想をどうぞ。
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教師の「トライやる」で3日間、お世話になりました。国分寺跡などの遺跡
の案内や当時の発掘の様子を細かく説明していただき、郷土の歴史を学ぶこ
とができました。また、出土した土器の洗浄や記号の注入など実際の保存整
理の過程を体験的に学ばさせていただき、考古学に携わる方達の苦労の一端
も知ることができました。当時の生活の復元は多くの人たちのたゆまぬ努力
と情報の蓄積があってはじめて可能になるものだと気付きました。体験させ
ていただいたことは何らかの形で生徒に伝えていきたいと思います。お忙し
いなかいろいろとご指導いただきありがとうございました。
(豊岡市立但東中学校 中村 忠先生)
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中村先生には、文書整理のお手伝いもしていただきました。
私と中村先生の2人で、早速作業開始。
意気揚々と箱を開けたら・・・。
うわぁ〜。・・・・・・。
乱雑に詰められた文書たちと、防虫のために入れられたタバコの葉。
1点1点、ホコリを落とし→写真を撮り→整理番号を付けていく作業です。
9時過ぎから始めて、昼過ぎには終わるだろうと思っていた私の予想は
完全にハズレてしまい、結局17時までかかりました。
文書は、江戸〜大正にかけての手紙や帳簿類などが約1000点。
じっくりと見たかったのですが、そんな余裕もなく。
それ以前に、くずし字を読む能力もなく。
ひたすら先生と一緒に作業に没頭していました。
この文書整理も、とりあえず今日でひと段落。
歴史史料ネットワークの皆さま、ありがとうございました。
投稿者: T.M.
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2008/8/24
「目白押し。」
今日はとても慌しい一日でした。
館長は、朝からオオサンショウウオの保護でバタバタ。
午前中は、体験イベント「古代染めのハンカチを作ろう!」でバタバタ。
午後は、化石探しをする子どもたちでバタバタ。
私は、一日文書調査でバタバタ。
「古代染めのハンカチを作ろう!」では、藍とヨモギを使って、ハンカチや絹糸
を染めてもらいました。
染める前に、畑で藍の収穫から。作業はここから始まります。
その後、色素を煮出し、その汁にハンカチや絹を漬けます。
パステル調の淡い緑色に染まりました。なかなかキレイな色でした。
いろんな植物で、いろんなものを染めたくなりますねー。
文書調査は、
8月上旬におこなった
ものの続きです。
「歴史史料ネットワーク」の皆さまと一緒に、史料の目録づくりに励みます。
それにしても・・・史料に溜まったホコリはすさまじい。
あっという間に手は真っ黒。あちらこちらで「ゴホゴホ」と咳が。
いろいろと珍しい史料もあり、調査自体は楽しいのですが・・・。
文書調査は明日も続きます。
投稿者: T.M.
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2008/8/23
「考古学者になろう!」
今日の夏休み体験イベントは、その名も「夏休み考古学教室−キミも考古学
者だ!−」というもの。
たった2時間で何をしたら考古学者になれるのかって?
今回のテーマは、「土器を見分けろ!」。
発掘をすると、いろいろな時代のいろいろな土器が出土します。
もちろん「考古学者」は、土器の小さなかけらからも、「これは○○時代
の土器だ」と言い当てることができます。不思議でしょ?
何を基準に、どのように比較して、「○○時代の土器だ」と言い当ててい
るのか・・・「考古学者」の頭の中をちょっぴりのぞいてみようというのが、
今回の企画です。
まずは、縄文土器、弥生土器、土師器、須恵器、緑釉陶器、染付、現代の磁器
のお皿の7種類の土器のかけらを準備し、じっくりと観察。
「これはぶ厚い」「これには模様がない」「これはツルツルしてる」なんて
共通点・相違点を発見できれば、大丈夫。
よーく観察して、スケッチをしてもらっています。
ちゃんと、それぞれの土器の特徴を見分けることができたみたいです。
良くできました!
投稿者: T.M.
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2008/8/22
「落ち着いた一日」
お盆も明け、朝晩は過ごしやすくなりましたね(一時的でしょうけど)。
今日は、お客さまも一段落。
落ち着いた雰囲気の中、「先生のトライやる」は続いています。
今年は4回に分かれ、7名の先生方を受け入れています。
現在は、最後の先生です。
体育、理科、社会、英語・・・。先生方の教科もさまざま。
いろんな先生といろんな話をしていると、こちらも勉強になります。
3日間の「トライやる」が終わったら、「国分寺館宣伝隊」として
ご活躍くださいね。
夏休みも休みなし。先生も大変ですねー。
投稿者: T.M.
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2008/8/21
「先生のトライやる・第3弾」
今日までの3日間、お2人の先生方が「先生のトライやる」で当館に来られ
ていました。お2人のご感想からどうぞ。
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トライアルということで、3日間お世話になりました。土器を洗ったり、
注記をしたりしました。発掘の後の仕事をしましたが、たくさんの土器の
破片一つ一つ大切にしなければならないことを学びました。倉庫の整理も
しましたが、これも大変な仕事だと思いました。実は、国分寺の発掘は大
学生の時にアルバイトでしていまので、その当時のものにもう一度触れる
ことができたので懐かしかったです。また、日高の遺跡めぐりでは、日高
町に住みながら、よく知っているようで知らないものがあり、勉強にな
りました。
3日目の国分寺館の施設見学で初めて保存倉庫を見学しましたが、保存の
仕方には段階があることを知りました。【これが一番よかったです。】
(豊岡市立西気小学校 岡本光重先生)
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このほど、但馬国府・国分寺館で普段ではできないような経験をさせてい
ただき感謝すると共に、このような場を与えていただいたことにお礼申し
上げます。土器など展示されているものを見る機会はあったものの、土器
洗い・注記など実際の作業をさせてもらい、目には見えない部分での大変
さがよくわかりました。また、普段では見られないような所蔵品等も見せ
ていただいたり、日高町内の遺跡を案内していただいたりして、古代の人々
の生活がより身近に感じられるようになりました。3日間、但馬国府・国
分寺館の方には、ご迷惑をおかけしたと思いますが、この感動を生徒達に
も伝えていきたいと考えています。
(豊岡市立豊岡南中学校 西田正明先生)
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ありがとうございました。
遺跡見学では、「いつも通っている道だけど、こんなところに古墳がある
なんて知らなかった!」というご感想をいただきました。
興味の有無以前に、まずは「知っていただく」ことが大切だと思っています。
これを機に、遺跡や博物館をもっと知り、活用していただければ、言うこと
はありません。
3日間お疲れさまでした。
1日目には、土器洗いをしていただきました。
投稿者: T.M.
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2008/8/19
「収蔵庫整理中」
昨日から、「先生のトライやる」第3弾を実施中です。
今回は、2名の先生方にいろいろな仕事をしていただいています。
今日の午前中は、収蔵庫整理などを。
今年度、過去の出土品が入ったコンテナの再整理をしています。
出土品は、減ることはありません。今後も増え続けていきます。
今後の出土品をきちんと保管するため、収蔵庫の空きスペースを
増やしているのです。
土器を詰めなおしたりしながら、ホコリをはらったり、出土場所
などを記した紙ラベルを、プラ製のラベルに書き直したり。
ホコリまみれになりながらの作業は肺を痛めそうですが、
出土品を末永く最良の状態で受け継ぐためには、必要な仕事です。
Before
After
「670326」という数字は、出土した日付。つまり、1967年3月26日。
40年間にたまったホコリは、一瞬にして手を真っ黒に染めてしまいます。
投稿者: T.M.
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