秩父からバスで約3時間半、蓼科山の七合目登山口に着いた。まずはトイレである。車中でトイレ事情を説明しておいたので、ほぼ全員がトイレに駆け込み満員御礼であった。
「七合目のトイレは綺麗で無料です。途中の蓼科山荘は200円。頂上ヒュッテは未確認ですが、たぶん有料です。」下見の成果である。
「頂上とかはどうなの?」心配顔で質問が飛ぶ。
「身を隠す場所はありません。頂上ヒュッテが近くにあります。」ビシッと回答した。
広い山頂
バスの中の話題は昼食場所に変わっていた。
「輪になってできそうです。」広い山頂であくまで昼食の話であった。
「ええーっ、輪になって(トイレ)するの〜。いやだー。」輪になってだけが聞こえたようだ。このまま無視して捨て置こうと思ったが、優しい私は笑顔で回答した。
「トイレじゃないすよ。昼食のは・な・し。」
「なあんだ。輪になってトイレね。アハハ…。」
やっぱり、無視しとけばよかった。
さて、山に向う前にはまず準備運動です。準備体操は身体をほごすだけではなく、これから山に向う気持ちに切り替える効果もあるのです。旅行気分から「よし!これから登るぞ。」と頭も切り替えるのです。
しおじ山の会では、輪になってラジオ体操第一を主に行っています。
はい、それではいってみよー。
ラジオ体操第一!
よーい!
「胸を前から大きく上げて〜。」笑いと軽蔑のまなざしが交差します。
少し間違えただけだい!(本当は何だっけ?)
笑いはリラックスと共に身体と頭をほぐします。準備体操は真面目にしましょう。
鳥居をくぐって最初は平坦な道です。徐々に勾配がきつくなります。山頂に近づくほどにきつくなります。
「この先が核心部。もう少し先が核心部。今度が本当に核心部。」一度なら信用しますが、二度三度となると誰も信用しません。「またか〜。」の顔で蓼科山荘に到着した。
ここから見る丸い蓼科山は見事な眺めである。ここから先の石ゴロゴロの道も見事である。
他の登山者に迷惑とならないように7人づつの3班編成で頂上を目指した。
果してその効果は…。???
気持ちは解ってもらえたと思う。登る人、下る人、人、人、人…。さすがに百名山だけのことはある。道を譲ってばかりではいつまでたっても山頂は遠い。
山頂は…。
予想通りの混雑ぶりであった。
賢く近くの平坦地を見つけて輪になった。
秋晴れの山頂は360度の展望です。360度ということは輪になっているということです。(むむ、これはちと難しい表現)
登り来た方向を振り返る
こうして、全員感動を味わって無事下山しました。
感動を身体で表現しています。
最後に…。
駐車場で輪になって整理体操です。
おや?
人数が一人増えている!!
蓼科山のミステリーか〜。
バスの運転手さんも一緒でした。(^^ゞ