戦国ミステリー・ヤブカンゾウのお話

2017/8/4 | 投稿者: クロちゃん

遠き戦国の世、とある国で、とある事件が起きていた。
これは史実を元にしていない架空の物語であるが、ありそうな話でもある。

直虎 「障子を破(やぶ)いたのは誰かと聞いておる!」\(`o’”)
かしら「アッシじゃあ、ありませんぜ。」( ̄^ ̄)
和尚 「どうしたのじゃ。何を騒いでおる。」
直虎 「和尚様、何者かがわれの大事な部屋の障子を破いたのじゃ!」
昊天 「次郎様、少し落ち着きなされ。」
直虎 「政次、おぬしなら知っておろう。」
政次 「今は国衆を味方につけておかねばならぬとお考えがよろしゅうかと。」
直虎 「………。」「政次は何を考えておるのじゃ!」

その時、稽古の途中で一休みして、庭の花を眺めていた直之に目が向けられた。

直虎 「直之、まさかおぬしの仕業ではあるまいな。(木刀を持っているし。)」
直之 「わしは、ヤブカンゾウ。」

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直虎 「ほお、これはヤブカンゾウという花か。では、直之ではないのだな。」

弥助 「近藤様が急なご用事で、お見えになっております。」
近藤 「急に訪れたことをお許しくださいませ。」
直虎 「どうか、気になさらずに…。」(なんだコイツは…。)(;一一)
近藤 「実は、我が領土内に井伊の者が勝手に入り、障子を破いたと報告が来ております。そのため、科人(とがにん)を引き渡していただきたいのですが…。」
直虎 「科人(とがにん)…。」
直之 「井伊の者とは限らないのではないですか?」
直虎 「実は、犯人は近藤の者ではないのか!」
近藤 「無礼な!言いがかりも甚だしい!」

こうして、近藤は出番少なく帰って行った。

直虎 「いったい、誰の仕業じゃ。」
政次 「ヤブカンゾウの花を見せてはいかがか。」

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翌日のこと…。
ひとりの商人が訪ねて来た。

方久 「銭は力。千騎の武者に値する。私は銭の犬にございまする。」
直虎 「方久とやら、庭に咲く花の名を答えてみよ。」
方久 「これは、ノゾカンゾウにございます。」
直虎 「なんじゃと!おぬしは障子を破いて覗いておったのか!」
方久 「な、なんのことでございましょう。」

こうして、方久はヤブカンゾウをノカンゾウに間違えて直虎の逆鱗に触れたのでございます。

直之 「こたびの事もあっぱれというしかございませぬ。」
直虎 「そうじゃ、われはいつも平常心、平常心じゃからな。」

かしら「方久様はたぶん犯人ではねえわ。」
直虎 「なぜじゃ!訳を、訳を云え!」
かしら「そりゃあ、空に雲があったからでさぁ。」

結局、障子を破いた犯人の謎は解けぬまま今日に至っている。これぞ、知られざる戦国の謎のミステリーだ。
戦国ミステリー・ヤブカンゾウのお話は伝説となることなく時代の流れの中に封印されました。
そして昭和の時代、井伊谷よりムーミン谷のほうが有名になった。(かな?)
東北の有名な山にムーミン谷があるらしい伝説が残っている。


クロちゃん劇場「本当のような嘘の物語」でした。




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2017/8/6  3:49

投稿者:クロちゃん

受けましたかー。
◇笑子さん、おはようございます。♪

戦国時代の空想もまた楽しです。
キスゲ類は種類も多くて見分けもむずかしい。(^^)/



http://white.ap.teacup.com/kum_kurosawa/

2017/8/4  11:36

投稿者:笑子

あはは!!
いい落ちが早めに(^^)v
面白いお話でした〜
犯人はわからぬままのミステリーもまたよしです

日曜日晴れそうですね(*^_^*)☆

http://syouko.3rin.net/

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