既に2試合前のリーグ戦となるが、アーセナル対バーミンガムを観戦。

レジェンドが見守る巨大ポスター(?)も数が増え、スタジアムの外壁を囲むように3,4枚できていた。これはベルカンプ・バージョン。
マンチェスターのアウェー2連敗の後は、持ち直して連勝街道のアーセナル。今年のリーグは、上位がどこも取りこぼしや足踏みをして混戦模様の中、下位を相手に確実に勝ち点3を得ておきたいところだ。
代表の試合で2週間の中断があったが、代表選手はその間に激しいW杯予選を2試合こなし、疲労も怪我も拾いと、調子が上がるべくもない。南米の選手などは、かなりの長距離移動もあったわけで。「せっかくいいリズムで来たのに、代表の試合で選手を取られてたまらん」という上位クラブの監督の嘆きがわかる。

そうした事情があってか、アーセナルはいまいち動きが鈍く、パスや動きにスピード感がない。挙句の果てに、好調のウォルコットを相手タックルの怪我で前半早々に退場にさせられ、この日は温存しておきたかったアルシャビンを急遽投入する羽目になった。
それでも、実力差は歴然。スルーパスで抜け出したファンペルシーが、ゾクっとする鋭い反転で先制。さらに数分後、右サイドをえぐったロシツキーからのセンタリングをディアビがボレーで決め手2点目。6点取った、ブラックバーン戦の再現かとも思われたが、ここでアーセナルは明らかに手を緩めた。まぁ、2−0で無理する必要もなし、あとはボールをキープして試合をコントロールしつつ終わらせれば、理想的ではある。
が、2-0という点差は大差のようでそうではなく、相手が1点返したとたん、リードしている側はあわて、追いかける側は俄然勢いづき、同点または逆転という展開はよくあることである。
この日は、前半のうちにGKのミスでバーミンガムが1点を返した。あまりにも失点が早すぎた。バーミンガムは、意図を持った攻撃はほとんどないものの、ロングボール崩れやセットプレーで、ヒヤっとする場面を作り出す。対するアーセナルは、試合を終わらせる3点目がなかなか取れない。そういう、重苦しい雰囲気が、後半終了間際のアルシャビンの3点目まで続いた。

苛立ち気味の観客。
まぁ、素晴らしい内容ではなかったが、今は確実に勝っておくことが大事だ。その意味では、よく持ちこたえたと思う。
(が、翌週のウェストハム戦では、前半で2-0と余裕の展開ながら、後半にミスがらみで1点返されてからは防戦一方、結局2-2の同点にさせられ、下位チーム相手に取りこぼしをしてしまった。優勝を狙うなら、こういう展開はもう許されない。)