浅草5656会館ときわホールにて本年の観劇初めだぁ。
芝居「雪の渡り鳥」、ショー「春夏秋冬」
5656会館での新春公演は20周年になるんだって。
定価7,000のところ運良く招待券GET
何年も前から一度観てみたいなあと思ってたからラッキー♪
ここの座席はゆったりとしていて良いね。
前の席との間隔もあるので足元が窮屈でなくて良かったなあ。
さて、
女剣劇の浅香光代さん。
生舞台を拝見するのは初めてだ。
6つか7つの歳から舞台に立ち始め、14歳で座長になったのだそうな。
意外にスリムな感じ。聞けば12キロダイエットして今回の舞台に臨んだそうだ。
ぽちゃっとした恰幅の良いイメージがあったから、ちょっと驚いた。
第一部はお芝居「雪の渡り鳥」二幕四場(1時間半)
前日の7日夜にNHKBSでアーカイブ番組、三波春夫ビッグショーを見たのもあって例の歌を期待してたけど、なかった。あくまで長谷川伸の原作に添っての上演ということなのだろう。
鯉名の銀平は、お市に振られる。
浅香さん演じる銀平は、まあ振られても仕方ないかな〜って程度の男ぶりだ。あんましカッコよくないっちゅーか…。これは勿論役作りで“もてないキャラ”にしてあるのもあるけれど、さすがに●●●●●かな?という感じも受けた。背中や脚のラインに…。
すごく頑張ってる人。それは尊敬に値する。
でも敢えて言っちゃえばやはりもう過去の人なのかなあ…
剣劇ってくらいだから立ち廻りを期待するわけだ、周りの役者さんは見事な動きだよ、でも浅香さんはほんの真似事程度の殺陣アクション。少々残念。
お客さんは“浅香光代”の名前で来るんだろうね。
お芝居全体は、大舞台用にきちんと大道具も照明も仕込んであり手をかけてあった。
けど、
あろうことか、私ぁ途中で眠気と闘うことになった。
何でだろ?そんなにまずい舞台じゃなかったと思うけどなあ。
実は友人を誘ったところ『芝居は眠くなるからパス』と断られてたんだ。ごり押しに無理に誘わなくて良かった〜。
確かに芝居って眠くなるよね〜(←おいおい!)
第二部のショー最初は、三番叟。
お正月はどこへも観劇に行ってなかったので、ここで三番叟が見れるとはなんだか嬉しくなった。派手な烏帽子と装束の浅香さんは操り人形で人形遣いに動かされて踊りをおどる、途中で糸が切れたり絡んだりしてそれを人形遣いが直したりと、面白いものだった。
浅香さんは、浅香流とか言う踊りの家元?だとか?
ご本人は勿論、お弟子の方々も踊りは綺麗だった。
ご年齢ではあるけれど、観客の大半を占める高齢者に希望と元気を与えていることは間違いない。
ショー途中で、会場に来ている有名人の名前を呼んで舞台に上げて紹介&挨拶をしてもらってた。(すごいね)
関西の興行界の大物とか、寅さん映画のマドンナやった女優さんとか、野球解説の江本?さんとか…結構来てた。
その中に、なんと演出家の田中林輔氏が。
きゃ〜!田中林輔先生だあ!
お作りになる舞台同様に品があって素敵な方。
見ると私の並び中央よりの席だ。
そうか、私の隣の人のところに浅香さんのご主人が挨拶にみえてたけど、私の券は招待券だったっけ。間違いなくご招待者席エリアだったんよね。
田中先生が会場に居ると知ってからは、もう気もそぞろ。
よもや途中で退席なさりはしないかと気が気でなかった。
そうよ
ぜったいサインを貰わなきゃ!!!!
終演後場内が明るくなり、急いで先生の席の後ろへ。(通路なのだ)
ゆっくりと帰り仕度をされてるところを、斜め後ろから出来るだけ失礼のないように軽く声をかけて、「サインをいだだけませんか?」
いったんは断られたけれど、それでもとお願いしたら、ではと快く書いて下さった。その一連の先生の言動が実に柔和で品格が感じられて、さすが新国劇出身の演出家さん!という感じだった。
この公演じたいは「一度は観とけば、まいっか〜」って結果だったけど、
田中林輔先生にサインを頂けたことは超ラッキーだった。
(ほんとは握手もして欲しかったんだけど、役者さんと違って演出家の先生だから。サイン馴れもしてないのわかったし、ファンとはいえ赤の他人と握手させるのは遠慮するべきかなと、ね。)
そうそう、一部と二部の間休憩が30分程あり、5656会館特製の雷おこしと人形焼(各千円)を場内で販売。浅香さんの顔写真入り紙袋(一本刀土俵入り駒形茂兵衛)付きとあって飛ぶように売れていた。
あの紙袋の手提げは、例えば電車とか乗るの照れないかい?
大事に持って帰ってその後は?飾るには変だし、どーすんだろね。
と他人事ながら気になってしまった…
女剣劇ってこんなんだったのね。
ま、滅び去る前に生で見ておけて良かったという事。

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