4月20日、原宿の東京中央教会で行われた鈴木巌先生のコンサートを聴いてきました。プログラムは久し振りのスペイン物特集ということで、デ・ラ・マーサ、トローバ、アルベニスの曲が並べられました。
鈴木先生は1955年初リサイタル、1957年モスクワ国際コンクール優勝以来、ギター界で活躍されてきた方で、お年も大体想像がつくと思います。
木村大や村治佳織等活躍している若手ギタリストを見聞きしている方達には、超絶技巧があるわけでなく、もしかすると物足りないかもしれませんが、軽妙な解説を交えながら、弾かれるギターの音色は、まさに私もこのように弾きたいと思わせるものでした。
なかなか言葉では説明できませんが、1音1音に気持ちを込めて音楽を作っていく弾き方であり、ギターはこう弾くものだという実感がありました。
私もギターを教える上で、「良い演奏」をするために何が必要かを常に考えながら、ギターにそして生徒さん達に向かうようにしていますが、鈴木先生のような「良い演奏」ができるよう、楽しみながら生徒さん達といっしょにギターを弾いていきたいと思った次第でした。
2001年に一旦終了した鈴木先生のこのシリーズ・コンサートも昨年から復活し、当分4月と10月に同じ場所で行われるようです。この記事をご覧になった方も機会がありましたら一度お聴きになってください。
鈴木先生には、1年でも長くシリーズ・コンサートが続くことをお祈りしております。

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