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    <title>ブリッグズの礎</title>
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    <description>ブリッグズの礎</description>
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    <title>チェック・メイト</title>
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    <description>　オリヴィエ・ミラ・アームストロングが、彼の司令部を統轄するグラマン中将に呼ばれたのは、東方との軍事合同演習が始まって、４日目のことだった。

　合同演習のために作られた、いかにも仮ごしらえ感が否めない兵営は、白茶けたパイプテントに囲まれている。グラマンは、その中で退屈気にぱたぱた扇子で風を起こしつつ、ついでにオリヴィエに対しても風を少しばかり送ってやった後、さて、の掛け声で立ち上がり、すぐ真後ろに置かれていたトランクから、何か取り出した。
　オリヴィエが覗き込むと、グラマンはいそいそそれを広げ...</description>
    <dc:date>2008-07-20T20:28:02+09:00</dc:date>
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    <title>ぱいなっぷるくんとちいさなこいびと</title>
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    <description>　さばくまちのとなりにある、こうげんのいなかまちでぱいなっぷるくんはうまれました。
　そのまちは、まわりがさばくばかりだったので、ちいさいころのぱいなっぷるくんは、よのなかにあるのは、さばくか、くさばかりのそうげんか、どうぶつがすこしだけすんでいるいなかまちのどれかだと、ずっとおもっていました。
　やがておおきくなり、ぱいなっぷるくんは、せんとらるというだいとかいにいき、それから、ぶりっぐずというおしろのおひめさまのあそびあいてとしてはたらくようになりました。
　これは、ぱいなっぷるくんが、おし...</description>
    <dc:date>2008-07-10T01:01:15+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://white.ap.teacup.com/north/283.html">
    <title>風になどならない２</title>
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    <description>　グラマンから託された、事務連絡のような密談は、すぐに終わった。このままこの場で、しばしの再会の喜びを語り合うのも悪くはないだろうが、死者への畏敬を含めた思い出を語ることのあり得ない密談を、ずっとこの場で話し続けるのに心苦しさを感じる。

　オリヴィエは墓所から立ち去ろうとし、もう一度、先に花を置いた墓石を振り返る。
　「貴様は、死者の魂という存在を信じるか、マイルズ？」
　「はい。」

　すると、オリヴィエは首を強く振り、私は違うから、ときつい口調で話があった。
　「私も信じない、マイルズ。人は、...</description>
    <dc:date>2008-07-05T20:40:35+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://white.ap.teacup.com/north/282.html">
    <title>風になどならない１</title>
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    <description>　セントラルにいる、オリヴィエ・ミラ・アームストロング少将が、東方司令部のグラマン中将からの連絡を受けたのは、北方司令部との合同演習最中のことだった。

　暗黒将軍らが定期的に集う円卓会議は、トップであるブラッドレイ大総統が、東方視察に巡幸したため、自然消滅的に流れていた。どのみち、この演習視察に関する報告は、大総統に同道した２，３の暗黒将軍の口から、翌週の会議席上にて報告がある筈だ。急ぐ話ではないが、グラマンがわざわざオリヴィエに――しかも、軍のオフィスラインではなく、彼が贔屓にする酒場近く...</description>
    <dc:date>2008-07-05T20:36:16+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://white.ap.teacup.com/north/281.html">
    <title>ハガネ版．リナルド９</title>
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    <description>　「いったい、何が何で、こうなったのだ？そもそも『君が』連れ去られるのならともかく、どうしてウインリィくんだというのだ？」
　「申し訳ありません。」
　ひたすら恐縮し、頭を下げっぱなしのリザ…の前に壁のように立ちはだかり、両手を腰に当て、偉そうにふんぞり返っているロイ。口はへの字に曲がり、態度は冷やかそのもの。これがこれから結婚しようという相手に対する誠意ある態度なのか、と疑いたくなるほどだ。思いやりのかけらも見当たらない。結婚やめたら、と他人事ながら勧めたくなってくる。

　「拉致のプロかもし...</description>
    <dc:date>2008-06-29T12:33:07+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://white.ap.teacup.com/north/280.html">
    <title>ハニートラップ５</title>
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    <description>　　酒に酔い潰れたのを確認したところで、オリヴィエがふうっと大きく息を吐いた。
　「客人をお部屋までお連れしましょう。」
　「うむ。」

　オリヴィエが頷くと同時に、体力自慢のブリッグズ兵がすっ飛んできて、ピロシキ将軍を苦役の荷物のように担いでいく。

　私は、オリヴィエの部屋まで送り届けることにしたが、前を歩くオリヴィエの姿に挑発されっぱなしだった。何しろ、赤くひらひらしたチャイナと、黒いランジェリー、そして形のよい脚が目の前で、私を誘うように揺れているのだ。おまけに、締まった足首に紅いハイヒー...</description>
    <dc:date>2008-06-23T00:52:30+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://white.ap.teacup.com/north/279.html">
    <title>ハニートラップ４</title>
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    <description>　一方、ピロシキ将軍は、美味い極上茶と、山盛りのピロシキや様々な茶菓子を前にご満悦だった。
　「遠いところ、お疲れでしょう。どうぞ、今日はごゆるりと。後ほど、閣下を歓迎するささやかな宴を用意してありますので、ぜひ、お越しを。」

　社交辞令満載の笑みを浮かべるオリヴィエに近づくと、やにさがった眼尻で、オリヴィエに握手を何度も求め、両手で包みこんで撫でまわしながら、オリヴィエの胸やボディラインを舐めまわすように見ている。
　後から見ていると、オリヴィエは、いつ、何時でも抜刀できるよう身構えているの...</description>
    <dc:date>2008-06-23T00:47:13+09:00</dc:date>
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    <title>ハニートラップ３</title>
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    <description>　オリヴィエの怒りが激しかったため、私はこの将軍らから『追加で送られてきた』オリヴィエの衣装やその他細々としたアイテムについては、こっそり私の部屋に運び込んで隠すことにした。

　何しろ、品物の中に、赤と紫のレース満載ランジェリー――胸の部分がレースで透けて見えるキャミソールや、同じく前の部分がレースで透けて見えるパンティ――色違いで一式ずつや、避妊用品などまでが入っていたのである。セクハラもいいところだが、まあ、これらは私の部屋に来た時にでも、素知らぬ顔をして、着させてみるという手があるから...</description>
    <dc:date>2008-06-22T21:04:36+09:00</dc:date>
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    <title>ハニートラップ２</title>
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    <description>　衣装ケースは、そのまま営繕部に運びこまれた。オートクチュールの逸品物ということで、営繕部に属する縫製スタッフが並々ならぬ興味を示したからだ。

　ブリッグズ勤務の縫製スタッフは、男女を問わず概ねスタイルが良い。アベレージを出したことはないが、身長も、普通のブリッグズ兵より小柄で細身だ。４０，５０，６０代と、年を重ねるにつれ、どんどん細く痩せていく感じがするが、当の本人たちは、「年相応に」身体が軽くなっていくだけだから、自然の摂理だと取り合わない。

　オリヴィエの衣装は、まず丁寧に広げられ、シ...</description>
    <dc:date>2008-06-22T20:54:10+09:00</dc:date>
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    <title>ハニートラップ１</title>
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    <description>　私の敬愛するオリヴィエ・ミラ・アームストロング将軍閣下がドラクマ国辺境警備隊の大隊長である、彼の国の将軍を、客人としてブリッグズ要塞に迎えることになったのは、彼女が北方に赴任して数年経った初夏の頃のことだった。

　アメストリスとドラクマの国境線は、常に緊張が高まっている地帯であり、密入出国者が絶えない場所だ。オリヴィエ・ミラ・アームストロング将軍は、国境線沿いに厳しい監視の目を光らせ、厳罰をもって対処する将軍と知られているはずだが、噂を知ってか知らずか、ブリッグズ山脈の稜線越えを試みる命知...</description>
    <dc:date>2008-06-22T10:48:41+09:00</dc:date>
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