
撮影Axel Nickolaus
私が初めて里見さんのパフォーマンスを観たのは
路上演劇祭JAPANのにぎやかな千歳烏山駅前広場でした。
里見さんが現れると広場が不思議な場所になりました。
白い腕?足?だけの不思議生命体。
どれが頭でどれが腕か?
一匹なのか二匹なのか?
里見さんがうごめく度に、観てる皆の頭が混乱する。
恐いのか、楽しいのか・・・自分でも分からない感情で広場に立ち尽くしてしまいました。
何かの物語に取り込まれて、自分も登場人物になってしまったみたい。
子供たちはそんな時、じっとしてません。果敢にその生命体に向かって叫んだり、不思議な動きを真似して踊りだしたり・・
見えているのかいないのか不思議生命体は子供たちと交信してるみたい。
ところが突然、白い腕が破れて細い手が登場。続いて里見さんが顔を出した時の、子どもたちの混乱具合といったら。
全員がポカーンとして、沈黙。その後、どんな顔していいのか分からないといった顔で言葉にならない声で叫ぶ子ども達。
その絵に笑ってしまった私も、気持ちは子供たちと同じでした。
広場に立ったまま迷子になって帰ってきたみたい。
「私はだれ?」と言うのは観客の方なのかも。
あなたも迷子になりに里見さんのパフォーマンスを観に「広場」に行ってみてくださいね。