
『庭のサラソウジュがきれいに咲いたなあ』そう云って声を掛けてくれたのは
ボランティアひまわり会の会長を引き継いでくれている友人のO君。
今日は「ふれあいの里」の開設日。頼んでいた昼食弁当を届けてくれたのだ、
久しく外に出ないので景色の移ろいが分からない私にとっては、うれしい風の便り。
それは、貴方のお父さんから貰って植えたもの、きれいに咲いていれば嬉しいと話す。
その人は、私の母と同級生で、もう亡くなられて久しい。
昼食弁当を食べさせてもらう、
この豆腐は あの人が作ったんだな、このズッキーニはTちゃんかな・・・あれは…
いつも食材を提供してくださる方々の顔が浮んでくる。ボランティアの皆さんによる料理は素朴でおいしい、月並みな表現ながら、まさに「おふくろの味」
ひとりで食べる昼食なのに、みんなの賑やかな声が聞こえた